2025 ツール・ド・ラ・プロヴァンス第2ステージ　スペシャリスト!

第1ステージでは、山岳で第2集団に沈んでいたDecathlon AG2R La Mondiale Teamのサム・ベネットがスプリントで勝利した。

これはスプリンターを集団まで戻したチームメイトの力なくては出来なかった勝利だ。短期決戦の今年のツール・ド・プロヴァンスではボーナスタイムが大きく総合に影響してくる。

サム・ベネットは、このステージで再度ボーナスタイムを獲得すると、ぐっと総合優勝が近くなってくる。

Lidl – Trekのマッズ・ピーダスンは巻き返しなるか?

 

第2ステージ　　フォルカルキエ～マノスク　167.3km

 

第1ステージよりも難易度は低い。ゴールは少し登っているけれど、スプリンターの対決となりそうだ。

 

1. スプリントポイント　Saint-Étienne-les-Orgues
2. 2級山岳　Col de Buire (6.6 km・3.5%)
3. 3級山岳　Col de Viens (1.3 km・ 2.9%)
4. 1級山岳　Col de l’Aire dei Masco (6.5 km・4.8%)
5. スプリントポイント　La Bastide des Jourdans

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. マティス・ルベール (Israel-Premier Tech)
2. マテオ・ヴェルシェ (TotalEnergies)
3. Daniel Smajkic ARNES (Van Rysel-Roubaix)
4. Damien GIRARD (Nice Métropole Côte d’Azur)

 

残り45km。集団はBahrain Victoriousが引いている。

 

残り43kmで1分22秒差。

 

5人が集団から少し抜け出している。Bahrain Victoriousはフレッド・ライト。Lidl – Trekのマッズ・ピーダスンもいる。

 

残り38.5kmで48秒差に。

 

先頭から一人切れた。

 

先頭はTotalEnergiesのマテオ・ヴェルシェ単独に。

 

先頭から切れたライダーが一人ずつ集団に捕まる。

 

残り33.2km。集団はArkéa – B&B Hotelsが引いて19秒差に。

 

1級山岳　Col de l’Aire dei Masco (6.5 km・4.8%)

TotalEnergiesのマテオ・ヴェルシェも捕まってしまった。

 

また、マッズ・ピーダスンが攻めている。

 

マッズ・ピーダスンに二人が追いついた。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamはサンダー・デ・ペステルなので交代しない。

 

マッズ・ピーダスンは一人で引くしかない。

1. マッズ・ピーダスン　Lidl – Trek
2. ジェファーソン・アレクサンダー・セペダ　EF Education-EasyPost
3. サンダー・デ・ペステル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

追走のBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチ、Arkéa – B&B Hotelsのユエン・コスティウなどが山岳ポイントを通過。

 

マッズ・ピーダスンは、誰も交代してくれないので足を緩めている。

 

ようやく交代。もうサム・ベネットが追いつくことはないだろう。

 

マッズ・ピーダスンは、後ろを待っている。後ろにトムス・スクインシュがいる。

 

残り18.3km。これで先頭は9人に。

 

マッズ・ピーダスンとマテイ・モホリッチの二人が少し抜け出す。

 

2人は集団まで49秒離した。

 

メイン集団はCofidisが引いている。

 

残り12.6kmに。後続まで14秒。このままいけばスプリントならば～。

 

Arkéa – B&B Hotelsのユエン・コスティウが追走からアタック!

 

残り8.5km。二人でゴールまでいけるか。

 

集団はEF Education-EasyPostがひくが、Lidl – TrekとBahrain Victoriousがフタをしている。

 

サム・ベネットは第3集団にいる。追いつくのは難しい。リーダー交代となる。

 

残り5.7kmでタイム差は48秒と変わらず。このままいくとマッズ・ピーダスンのリーダージャージが見えてくる。

 

先頭固定なのでタイム差は変わらない。

 

残り3.5kmに。二人のどちらかが勝者だ。

 

残り2kmで39秒。マテイ・モホリッチはアタックをかけるか。

 

残り1.1km。もうマッズ・ピーダスン固定だ。

 

ここは牽制する必要もないような～。

 

さあ、マッズ・ピーダスンが腰をあげた。

 

マッズ・ピーダスンがもがく!

 

    

マッズ・ピーダスンが見事な逃げきりで今シーズンの初勝利だ。自らの脚で勝利をもぎ取っている。文句なしだ。

 

 

総合でもトップにたった。12秒のリードとなり、最終ステージに望む。

 

マテイ・モホリッチは、一緒に逃げた相手が悪かった。マチュー・ファンデルプールもスプリントではかなわないマッズ・ピーダスンが相手では何もできない。

 

集団トップはBahrain Victoriousのフレッド・ライト。このステージでBahrain Victoriousは2位と3位を獲得だ。

 

リザルト

優勝したLidl – Trekのマッズ・ピーダスン

体調は良いし、今日は気分も良い。 このステージとゴールから20キロの登りが自分に合っていると分かっていた。計画は、そこを全力で突き進み、少人数のグループで残ることだった。

その計画はうまくいき、今私たちはとても幸せだ。それが私たちが望んでいたことだからだ。少なくともステージ優勝はしたかった。

残り数キロのところで初めて、勝利を目指して走っていると確信した。特に、後ろに強力なグループがいる場合は、最後まで確信が持てない。 最後の1キロで初めて、勝利のために全力疾走するだろうと確信した。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞