マチュー・ファンデルプール(Corendon – Circus)がツアー・オブ・ブリテンで3回目のステージ勝利で総合優勝を飾った。
マチュー・ファンデルプールに対する攻撃は凄まじくて、ゴール前80kmからのアタックの応酬は見ていて面白い展開だった。
右側でブエルタをみながら、左側でツアー・オブ・ブリテンを見てたんですけどブエルタは動きが少ないので、必然的にツアー・オブ・ブリテンのほうを見るように(^^;
こちらのほうが早くゴールしますしね。
コレンドン・サーカスのアシスト健闘
残り100kmくらいから、見始めて3人の逃げが決まっている状態。
- Matt Holmes (MadisonGenesis)
- GabzCullaigh (OfficialWIGGINS)
- Emil Vinjebo (RiwalCyclingPCT)
マチュー・ファンデルプールのコレンドン・サーカスは頑張ってチームメイト6人が集団先頭を固めてアシストしていた。素晴らしい!
のこり80km地点の丘でチームイネオスがエディ・ダンバーを先頭にしてグングン加速。
前の3人は一気に吸収されてしまう。
ここで、イネオスからバヴェル・シヴァコフがアタック!
12秒ほどのリードを広げるが、この危ない逃げはマチュー・ファンデルプールとマッテオ・トレンティンが追って3人となった所で捕まってしまう。
この動きで集団が割れて、先頭集団は30人ほどに。
バヴェル・シヴァコフが捕まると、イネオスからジャンニ・モスコンがアタック!
これも決まらない。
次に、ミケル・ランダのアタックの次に、モビスターのアンドレイ・アマドールがソロで抜け出しに成功。
アンドレイ・アマドールのソロアタックも、ニルス・ポリッツ(Katusha-Alpecin)の加速によって引き戻された。
何人もの選手が逃げだそうとアタックをかけるが中々きまらない。
その後、3人が抜けだしに成功したが残り14kmで捕まってしまう。
- Michal Golas (TeamINEOS)
- larrywarbasse ( AG2RLMCyclisme )
- MarkChristian8 ( OfficialWIGGINS )
この時点でも、コレンドン・サーカスはクリース・デボンドがまだアシストとして残っていた。
クリース・デボンドはスプリントポイントで2位を獲得し、3位通過したマッテオ・トレンティンのボーナスタイムを1秒に制限してマチューをアシストしている。
ゴール手前で、ジャンニ・モスコンがアタックしたり、途中マチュー・ファンデルプールとマッテオ・トレンティンが抜けだしてみたりしたが、最後はスプリントに。
マッテオ・トレンティンのために、ミッチェルトン・スコットがリードアウト。
マッテオ・トレンティンはカーブで番手を下げてしまい、ケース・ボル(Sum web)が先行してスプリントを開始。
並びは、
- ケース・ボル (Sum web)
- マチュー・ファンデルプール (Corendon – Circus)
- マッテオ・トレンティン (Mitchelton-Scott)
の順。
マチュー・ファンデルプールがラスト100mでケース・ボルのホイールから外れてスプリント。
🏆 @mathieuvdpoel 🇳🇱 wins stage eight of the 2019 @OVOEnergy Tour of Britain 🇬🇧 in Manchester to claim the overall race victory!#OVOToBpic.twitter.com/OXiyv2wja2
— Tour of Britain 🇬🇧 (@TourofBritain) September 14, 2019
最後は、ゴールでハンドルを投げた!
私は、マチュー・ファンデルプールがまくり切れなくて負けたと思っていたのですが、写真判定でわずかな差で勝利。
差し切ったマチュー・ファンデルプールは勝利を確信していて、両手を上げてました。
マチュー・ファンデルプールは、チームメイトの素晴らしいアシストに感謝。17秒のリードでツアー・オブ・ブリテンの総合優勝を飾った。
次のレースは、Primus Classicに出場して、世界選手権にそなえる。マチュー・ファンデルプールをゴールまでつれていくと、彼の勝利の確立はかなり高くなるだろう。
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