ロシアの億万長者オレグ・ティンコフが、チームスカイの責任者Dave Brailsfordにチームスカイを引き継ぐために1700万ポンドの申し出をしたと伝えられています。
オレグ・ティンコフはもとティンコフの代表。2016年にサイクリングを去った元チームのボスは、色々と問題発言のあった人物。Brailsfordにしたら、金は出して貰っても口は出してほしくないと言った感じだったんでしょうね。
この話は決裂したようです。
ティンコフ
Tinkoff Bankの創設者は、ビール醸造所やレストランなどの消費者向けビジネスを始め、数多くのサイクリング事業に密接に関わってきた人物。
2005年に彼はプロコンチネンタルチームTinkoff Restaurants、現在WorldTourチームのKatusha-Alpecinを、コーチAlexander Kuznetsovとの意見の不一致のために2008年にスポンサーシップを終了した。
2012年、ティンコフはSaxo Bank-Tinkoff Bankの共同スポンサーとしてサイクリング事業を再開。
チームの最も注目すべきライダーはAlberto ContadorとPeter Saganで、どちらもチームの上司との間で有名な意見の相違がありました。
二人とも、くっついてないですね。笑顔もなし^^;
チーム・サクソバンクというチーム名だった2012年には宮澤崇史選手が在籍していたことでも知られている。
オレグ・ティンコフがチームの代表となったのは2014年。
ビャルネ・リースからチーム(リースサイクリング)を買収し、チーム名が「ティンコフ=サクソ」に変更。それに伴い、チームのメーンスポンサーはティンコフクレジットシステム社、セカンドスポンサーがサクソバンク社となった。
2016年シーズンより、サクソバンク社がスポンサーから撤退し、チーム名は「ティンコフ」となったが、同年限りで解散した。
ティンコフは、チームの責任者として金は出すが口も出す人。
まあ、選手もこんな人がチームカーに乗ってこられてもねえ~。
ティンコフ氏はまた、公の場でパフォーマンスの悪さを訴えたり、他のチームのボスたちにサイクリングへの取り組みをやらせたりするという、チーム管理への型にはまらないアプローチについて定期的に批判されてました。
2015年、ティンコフ氏はまた、米オバマ元大統領について人種差別的な発言をツイッターで行った こともある。
やがて、ティンコフはUCIとASOとの長年にわたる戦いの末、スポーツの改革について絶望的になりTinkoffチームを解散した。
Brailsfordしては、このように問題のある人にスポンサーになって貰うのは困ると考えたんでしょうね。
チームスカイのリミットはツール・ド・フランスまで
We’re thrilled to be back racing at #TourColombia2019 next week. Here’s our lineup featuring three Colombian riders 🇨🇴@Eganbernal @jcastroviejo @chrisfroome @5_henao @NarvaezJho @ivansosacuervo pic.twitter.com/rAshd2eFiQ
— Team Sky (@TeamSky) 2019年2月6日
チームスカイのBrailsfordは 、チーム解散の危機を脱するための新しいスポンサーを見つける期限を、7月のにツール・ド・フランスまでと設定。
年間最大3400万ポンド(プロサイクリングで最大)といわれるチームスカイの予算。この巨額な運営費でBrailsfordの選択肢は限られています。
Elon Musk(アメリカの実業家)からAmazonのJeff Bezosまで候補者として挙げられている。
中国グローバルサイクリングプロジェクトのティム・ケイもskyの買収を狙っています。
ここにきて、Skyの新しい所有者であるComcastはさらに2年間関与を続けるかもしれないという噂も示唆している。
さらに噂されているのは、現在イスラエルサイクリングアカデミープロコンチネンタルチームに資金を提供しているカナダの資産家 シルヴァン・アダムス。
彼はジロ・デ・イタリア2018の開幕戦をイスラエルに誘致した。その額は実に1800万ユーロ(約23億5000万円)におよび、合計2700万ユーロ(約35億2000万円)かかっていると言われる誘致の3分の2を同氏が負担している計算。
彼は熱心なサイクリストでもあり、マスターカテゴリーでカナダのナショナルチャンピオンに輝いている実力者。
彼はskyの場所を確保することに熱心であると考えており、彼のチームがskyと合併するかもしれまん。
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