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2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーをアシストするメンバー

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Photo credit: Rob Schleiffert on VisualHunt
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2025 ツール・ド・フランス総合2位となったヨナス・ヴィンゲゴーが、2年振りのダブルツールにチャレンジする。

2023 ブエルタ・ア・エスパーニャではセップ・クスに次いで総合2位となっており、今年こそは総合優勝を唯一のリーダーとして狙う。

 

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Team Visma | Lease a Bike

 

11.ヨナス・ヴィンゲゴー
12.アクセル・ザングレ
13.ヴィクトール・カンペナールツ
14.マッテオ・ヨルゲルソン
15.ウィルコ・ケルデルマン
16.セップ・クス
17.ベン・トゥレット
18.ディラン・ファンバーレ

 

ヨナス・ヴィンゲゴー

 
 
 
 
 
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2024 イツリア・バスクカントリーで、2024 ツール・ド・フランス出場が危ぶまれるほどのケガを負ってしまう。

集中治療室に12日間。肋骨7本。胸骨の骨折。鎖骨がいくつかに砕け、指が折れ、両肺に穴が開いた。明らかに、危険な状態だった。

 

それでも、ツール・ド・フランス第11ステージではタデイ・ポガチャルの独走に追い付きスプリントで勝利している。失われた筋肉が回復していない状態で勝ったのだから凄いことだ。

 

最終的には大きなタイム差をつけられてしまったけれど、十二分な走りを見せてくれた。続くツール・ド・ポローニュでも総合優勝を決めはやめにオフシーズンを迎えている。

2025年シーズンは、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第5ステージの個人タイムトライヤルで総合6位から一気に逆転。ステージ優勝と総合優勝を飾っている。

 

パリ~ニース第3ステージのチームタイムトライヤルでトップに立っていたけれど、第5ステージの序盤で落車。脳震盪のチェックも十分でない状態でゴールまで走り、翌日はDNS。

これから脳震盪のために乗れない日々が続いてしまった。

 

3か月レースのない状態で、ツール・ド・フランス前哨戦であるクリテリウム・デュ・ドーフィネに出場。

第1・4・6・7・8ステージで全て2位。タデイ・ポガチャルとの対戦では一度も勝てなかった。しかも、山岳ではタデイ・ポガチャルの加速についていくことが出来ない。

 

その後、いつものペース走で追いつけば良いのだけど、今回は離される一方だった。ただ、第7ステージではタデイ・ポガチャルとほぼ同じペースで走ることができていた。

 

タデイ・ポガチャルとの決着のために、2025 ツール・ド・フランスに出場したが二日間悪い日を過ごした。

 

タデイ・ポガチャルも第3週は風邪気味で調子はイマイチだったけれど大きく崩れることはなかった。ヨナス・ヴィンゲゴーはステージ2位が4回。最終的なタイム差は4分24秒となった。

続く3回目の出場となるブエルタではどうか。UAE Team Emirates – XRGのメンバーと戦うのには変わりなさそうだが、良いメンバーがアシストする。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

このブエルタを楽しみにしている。ツールの後、まず少し休養をとり、それから今シーズンの次のメインゴールに向けて準備を始めた。ここ数週間は、チームのサポートを受けながら、個人トレーニングキャンプを続けている。

2020年、私はここで初めてグランツールを走り、プリモシュ・ログリッチと優勝した。2023年にはここで3部作を完走し、マドリードでは最後の表彰台に一緒に立った。今年はさらに素晴らしい思い出を増やせることを願っている。

 

マッテオ・ヨルゲルソン

 

マッテオ・ヨルゲルソンは、2019年AG2R Citroën Teamのtrainee(研修生)を経て2020年Movistar Teamと契約している。

プロ初勝利は2023ツアー・オブ・オマーン第3ステージ。Soudal – Quick Stepのマウリ・ファンセベナントとの登りスプリント決戦を制している。この走りで総合優勝も勝ち取った。

 

その後も2023年シーズンは好成績

  • 2023 パリ~ニース総合8位
  • 2023 E3 サクソクラシック4位
  • 2023 ロンド・ファン・フラーデレン9位
  • 2023 ツアー・オブ・ロマンディ 総合2位

2023 ツール・ド・フランスでも第9ステージ4位、第12ステージ3位。2024年にTeam Visma | Lease a Bikeに移籍してからさらに覚醒。

2024 パリ~ニース総合優勝、2024 ドワルス・ドール・フラーンデレンで独走勝利。

 

そして、2024 クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、プリモッシュ・ログリッチを8秒差まで追い詰め総合2位。

2024 ツール・ド・フランス総合8位。2025年シーズンは、2025 パリ~ニース総合優勝で連覇。

2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、体調不良がありながらも総合6位。

 

2025 ツール・ド・フランスでは、ヨナス・ヴィンゲゴーを献身的にアシストして総合19位。ブエルタもツールに続いてヨナス・ヴィンゲゴーをアシストすることになる。

 

セップ・クス

 
 
 
 
 
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2023年は、ジロ総合14位、ツール総合12位、ブエルタでは初めてのグランドツアー制覇とミラクルな活躍を見せた。

2024年シーズンは、ブエルタ・ア・ブルゴスを総合優勝。コロナで2024 ツール・ド・フランス出場を逃している。2024 ブエルタ・ア・エスパーニャでは連覇を目指して臨んだけれど総合14位に終わっている。

2025年シーズンも、時折アタックをかけるのだけど、以前ほど逃げ続けるだけの走りは見せていない。プリモッシュ・ログリッチをアシストしていたころは、最後の砦だったけれど、このブエルタではどうだろうか。

 

ベン・トゥレット

 
 
 
 
 
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ベン・トゥレットは、2020年にAlpecin-Fenixでプロデビュー。2022年にINEOS Grenadiersに移籍。

プロ初勝利は、2023コッピ・エ・バルタリ第3ステージでやってくる。この時には、2位にはエディ・ダンバーがはいり、INEOS Grenadiersはワンツーフニッシュの完璧な勝ち方となった。

 

2022ジロ・デ・イタリアでグランドツアー初出場。第2・21ステージの個人タイムトライヤルではステージ5位となり、総合系ライダーとしての資質を見せていた。

2023ツール・ド・ハンガリーでは総合2位。続く、ツアー・オブ・ノルウェーのプロローグで勝利。そのままリーダージャージをキープして総合優勝に輝く。

 

2024年にJumbo-Vismaに移籍。2024年はアシストに徹していた。2025年シーズンは、2025 コッピ・エ・バルタリ第4ステージで勝利。総合優勝に輝く。

 

2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネでヨナス・ヴィンゲゴーをアシストして総合12位。ツール・ド・レン総合3位と短いステージならばリーダー役を任され始めた。このブエルタでも山岳で顔を出してくるはず。

 

平坦から中級まではヴィクトール・カンペナールツとディラン・ファンバーレが担当。難しいスプリントではアクセル・ザングレが活躍しそう。ベテランのウイルコ・ケルデルマンもおり、非常に強いチームなのは間違いない。

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