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ヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルに対抗するための爆発力が不足

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Image credit: chan
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ヨナス・ヴィンゲゴーは、1月にはかなりのスピードで山岳をあがる姿が目撃されている。

 

2025 ツール・ド・フランスでは、万全でなかった昨年のツールのリベンジとなる。ここまでタデイ・ポガチャルがツール3勝、ヨナス・ヴィンゲゴーが2勝。

これがどうなるかが注目される。Team Visma | Lease a Bikeのパフォーマンスディレクターのマチュー・ヘイボアがヨナス・ヴィンゲゴーの状態について語っている。

 

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最強のヨナス・ヴィンゲゴーを目指す

2024 ツール・ド・フランス第11ステージ

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、12日間集中治療室にいたにもかかわらずツール序盤はタデイ・ポガチャルと互角の走りを披露。

特に、第11ステージではタデイポガチャルのアタックにおいつき、最後はスプリントでくだしてみせた。

 

これでも、Team Visma | Lease a Bikeのパフォーマンスディレクターのマチュー・ヘイボアは最高の状態ではなかったと証言している。

 

2024 ツール・ド・フランスでの、ヨナス・ヴィンゲゴーの走りは最高のものだったのですか?

大きな違いがあった。 昨年の冬は筋肉量を増やすことに集中した。2024 ツール・ド・フランスでは、ヨナスはかつてないほど軽かったが、その主な理由は、怪我をして筋肉量が激減していたからだ。

持久力にも重点を置くのであれば、短期間でそれを補うことは不可能だった。

 

第11ステージ優勝と総合2位という結果は、チームの戦略通りだったのですか?

第15ステージのプラトー・ド・ベイユではポガチャルの方が良かったが、多くのステージで、ヨナスにはポガチャルの加速に対応する爆発力がないことが明らかになった。

全体的にタデイ・ポガチャルは、21日間を通して一歩も足を踏み外すことなく、3週間にわたって彼を打ち負かすことは不可能であることが証明された。

何日かはポガチャルと互角に渡り合ったり、打ち負かしたりすることもあったが、ポガカチャルの激しいアタックに対応するときは常に後手に回っていた。

 

今年のツールまでに、チームが取り組むべき内容は決まっているのですか?

2024年春のヨナスに戻りたいんだ。2023年のヨナスよりも良かったからね。

しかし、12日間も集中治療室にいては、ポガチャルに勝つのは難しい。ヨナスには本当に未発達だった部分があるので、時間をかけて取り組んでいきたい。 それが私たちのスタート地点となる。

 

だれもが、タデイ・ポガチャルの独走にストップをかけたいと思っている。その一番手がヨナス・ヴィンゲゴーであるのは間違いない。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのレース・スケジュール

 

  • 02月19日 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ
  • 03月09日 パリ~ニース
  • 03月24日 ボルタ・ア・カタルーニャ
  • 06月08日 クリテリウム・デュ・ドーフィネ
  • 07月05日 ツール・ド・フランス
  • 08月23日 ブエルタ・ア・エスパーニャ

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナで2025年シーズンをスタートする。ボルタ・ア・カタルーニャのあとにレースがないが、多分山岳でキャンプとなるはず。

噂されていたジロ・デ・イタリアの参加はなく、ツールとブエルタに出場だ。まだ、タデイ・ポガチャルのグランツールの予定は出ていないけど、果たしてダブルで二人の対決となるか。

爆発力を取り戻したヨナス・ヴィンゲゴーに期待せずにいられない。

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