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ヨナス・ヴィンゲゴーは息が出来ず自分の血で溺れるか、出血多量で死ぬかのどちらかだと思った

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Image by wei lee from Pixabay
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Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーは、デンマークのテレビ局とのインタビーで、あらためてイツリア・バスクカントリーの事故直後について語っている。

奥さんも一緒で、事故後の家族の切迫した様子などを赤裸々に告白している。

 

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最初の10秒は息ができない

 

担架で運ばれるヨナス・ヴィンゲゴーの状態は、肋骨7本。胸骨の骨折。鎖骨がいくつかに砕け、指が折れ、両肺に穴が開いた。明らかに、危険な状態だった。

この時の様子をヨナス・ヴィンゲゴーは以下のように語る。

 

最初の10秒間は息ができなかった。何かがおかしいことはすでに分かっていた。ようやく呼吸ができるようになったら、血を吐いたんだ。

内出血があったので、自分の血で溺れるか、出血性疾患で死ぬかのどちらかだった。 それで、ええ…それで終わりだと思った。

その時、これは完全におかしなことだと分かった。 事故前には、集団の中にあるべきではない緊張を感じた。ポジション争いがあり、道路状況が悪かったため、ブレーキをうまくかけられなかった。

そして、スピードを出しすぎたせいで、バイクが目の前で滑ってしまった。再び自転車に乗ろうとしなかったのはこれが初めてだ。

 

12日間の入院に8日の集中治療室、肺にドレーンを1週間もいれていたと聞きましたが。

地面に横たわっているとき、これを生き延びたら私のキャリアは終わるだろうと思っていた。でも、その後、私たちはそれについてよく話し、二人とも続けるべきだと考えたんだ。

それは今でも私の情熱だからだ。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーの奥さんは生き残ったことに感謝している。

ヨナスは、集中治療を受けているので、ツール・ド・フランスのことは全く考えていなかった。そこではトイレにも行けない。それはただ純粋に生き残っただけだった。

 

この事故後、ヨナス・ヴィンゲゴーはトレーニング中はライトを点灯して走っている。そして、下りでは決して無理をしないことを決めている。

それは、2024 ツール・ド・フランスでも見られた。下りで無理をして落車するよりも、安全にゴールすることが家族のためでもある。

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