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たった一つの動画ですべてを失ったスペインのプロ選手、危険なスタント行為で解雇・引退へ

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com
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現代のプロサイクリストにとって、SNSはファンとの交流の場であると同時に、キャリアを一瞬で終わらせかねない諸刃の剣でもある。

スペインのプロチームEquipo Kern Pharmaに所属するフランシスコ・ガルバン(Francisco Galván)が、トレーニング中に撮影された危険なスタント動画が原因で、チームから厳しい処分を受け、事実上のキャリア終了に追い込まれたことが明らかになった。

 

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キャリアに終止符

 

この動画が拡散されると、所属チームであるEquipo Kern Pharmaは即座に反応した。

チームは公式声明で

「我々の選手が交通ルールを著しく違反している映像に対し、強い憤りを感じている。これは我々が守るべき価値観、そしてチームとして発信すべき安全意識とは全く相容れないものであり、深く謝罪する」と発表。

単なる厳重注意では済まされない事態であることを示唆していた。フランシスコ・ガルバンは、12月31日で契約を破棄されている。

 

 
 
 
 
 
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フランシスコ・ガルバンの投稿

自転車競技をこんなに多くの人が見ているとは思わなかった。いつも、僕たちは狂った4人組だと思っていた。

今年はチームから追い出された後、車を売らなければならなかった。ディーラーを出て、歩いて家に帰った。そこで、すべてがどれほど早く変わるかを理解した。

それ以来、僕は黒い服を着てトレーニングしている。見た目のためではなく、それが自分の気持ちに合っているからだ。それでも、人々は私を見かけ、立ち止まり、質問してくる。私は笑顔で応えるが、内心は恥ずかしい。

失敗したことを恥ずかしい。両親を失望させたことを。仲間たちを。すべてが崩れ落ちたとき、私を支えてくれた唯一の人、私の恋人を。

同情を引くためでも、何かを正当化するためでもありません。私は間違いを犯しました。間違いには結果があり、私はその代償を払っています。影響を受けたすべての方々に、お詫び申し上げます。

自転車を離れることは、私にとって苦痛ではありません。私は自分の望むように、心から、妥協することなく、全力でサイクリングに打ち込んできました。辛いのは、身近な人たちを失望させてしまったと感じることだ。それが一番つらい。

今日は別れを告げるわけではない。ただ、立ち止まるだけだ。息をつく。そして、できる限り、しかし地に足をつけて、前に進む。人生は、必ずしも道を選ぶことを許してはくれないが、
その道をどう歩むかは、自分で選べるからだ。

 

フランシスコ・ガルバンの投稿をみると、公道でスタント的な走りを何本か投稿している。あまり褒められたものではない。車も失ったけれど、今度は家もなくなるかもと書いている。代償はあまりも大きい。

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