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ツアー・オブ・スロベニア第1ステージ タデイ・ポガチャルの走りは?

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Photo credit: hl_1001 on VisualHunt
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ツアー・オブ・スロベニアのツール・ド・フランスの準備レースの一つ。

プロレースで6月9日から13日までの5ステージで行われる。

すべての注目は、地元の人気者タデイ・ポガチャルに注がれる。実は、ポガチャルはツアー・オブ・スロベニアで総合優勝したことはない。

最大のライバル、母国のプリモッシュ・ログリッチは出ないので相手になるライダーがいるのかは気になるけど。

ちなみにプリモッシュ・ログリッチは2015年と2018年に総合優勝している。

 

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第1ステージ プトゥイ~ロガシュカ・スラティナ 151.5k

photo wikimedia

 

スロベニアの場所だけど、西はイタリア、北はオーストリア、南はクロアチア、北東はハンガリーと国境を接している。

人工は205万人なので割と小さな国だ。だが、ここから2人の世界最高峰のレーサーが生み出されるのだから面白い。

 

第1ステージ photo tourofslovenia

 

スロベニア北東部にあるプトゥイからスタート。3級山岳があるけど、2.1kmで4.7%なので丘みたいなものか。その後も小刻みなアップダウンを繰り返すスプリンターステージ。

 

今回のワールドチームの参加は4チーム。

  • UAE-Team Emirates ディエゴ・ウリッシ、タデイ・ポガチャル
  • Team BikeExchange タネル・カンゲルト
  • Astana-Premier Tech
  • Bahrain Victorious マテイ・モホリッチ

2019年の前回優勝のディエゴ・ウリッシも参加。心臓の問題も解決してレースに復帰している。

 

UAE-Team Emiratesだけメンバー紹介しておくと。

 
 
 
 
 
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  1.  ディエゴ・ウリッシ
  2. ラファウ・マイカ
  3. ルイ・オリヴェイラ
  4. タデイ・ポガチャル
  5. ヤン・ポランツ
  6. マッテオ・トレンティン
  7. ヴェガールステイク・ラエンゲン

 

逃げは7人

スタートからUAEとBahrain Victoriousが引く展開。Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチと、ヤン・トラトニクはスロベニア出身なので総合も狙いたいところ。

 

6人の逃げに後方から一人追いついて7人。タイム差は、残り72kmで1分30秒ほど。地元のチームが多いメンバー。

 

  1. 43.COVILI Luca   (Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. 65.HVIDEBERG Jonas Iversby (Uno-X Pro Cycling Team)
  3. 86.STRAKHOV Dmitry (Gazprom-RusVelo)
  4. 92.BAGÜES Aritz (Caja Rural-Seguros RGA )
  5. 102.ANGULO Antonio(Euskaltel – Euskadi)
  6. 114.PAASSCHENS Mathijs (Bingoal Pauwels Sauces WB)
  7. 124.SCOTT Jacob (Canyon dhb SunGod)

 

今回タデイ・ポガチャルはゼッケンナンバー4番。決定的となるステージがあまりないので、タイムを生み出すことが出来るか?

明日の第2ステージが短いけれど、登りゴールなのでここで爆発か?

 

集団は、Bahrain VictoriousとUAEが引く展開は変わらず。タイム差は2分以内で抑えてコントロールしている。

 

残り24.2km。タイム差は1分5秒。徐々にタイム差を削られていく、

 

おっと、HRE Mazowsze Serce PolskiSTACHOWIAK Adamが落車。かなり痛そうだ。なんとか走り出した。

 

12秒のタイム差で逃げ集団がフニッシュラインを越える。あと12.9kmだ。

 

集団もBahrain Victorious先頭で、フニッシュラインを越えていく。

 

逃げていたメンバーから更に、二人が最後の抵抗を始める。

 

残り9.9kmで、集団は逃げていた二人を飲み込む。あとはスプリントだけだ。

 

ラスト9.5km。各チーム横一線。

 

ゴール手前では各チームがスプリントのための位置取り争い。

 

Bahrain Victoriousは、完璧なスプリントトレインでゴールに突き進む。

 

マテイ・モホリッチが先頭。

 

 

ベテランライダーの、ハインリッヒ・ハウッスラーが最後のリードアウトをする。

 

  

 

横一線からスプリント勝利したのは、フィル・バウハウスだ~。

今日の目標はスプリントだった。本当にあっという間の決勝だった。

チームは一日中素晴らしい走りをみせた。チームはレースをコントロールし、ずっとリードしていた。やっと残り200メートルでスプリントを始めることができた。

今ここで勝てるなんて…..こんなに嬉しいことはない。

チームのエーススプリンターとして役割を完璧にこなしている。

 

ヒィル・バウハウスは、ツール・ド・ラ・プロヴァンス第4ステージで今シーズンの初勝利。

さらに、ツール・ド・ハンガリーでも2勝。このスロベニアの勝利で4勝目を上げている。明日からは、リーダージャージで登場だ。

ただ、第2ステージは登りゴールなのでキープは難しいかも。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第1ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  BAUHAUS Phil Bahrain – Victorious 20 30 3:33:45
2  ABERASTURI Jon Caja Rural – Seguros RGA 10 18 ,,
3  OLIVEIRA Rui UAE-Team Emirates 5 12 ,,
4  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB   7 ,,
5  MALUCELLI Matteo Androni Giocattoli – Sidermec   4 ,,
6  EDMONDSON Alex Team BikeExchange   3 ,,
7  BANASZEK Alan HRE Mazowsze Serce Polski   2 ,,
8  CHRISTENSEN Ryan Canyon dhb SunGod   1 ,,
9  BOSTOCK Matthew Canyon dhb SunGod     ,,
10  ALONSO Mikel Euskaltel – Euskadi     ,,

総合

Rnk Rider Team UCI Time
1  BAUHAUS Phil Bahrain – Victorious 5 3:33:35
2  ABERASTURI Jon Caja Rural – Seguros RGA   0:04
3  OLIVEIRA Rui UAE-Team Emirates   0:06
4  HOELGAARD Daniel Uno-X Pro Cycling Team   0:07
5  HVIDEBERG Jonas Iversby Uno-X Pro Cycling Team   ,,
6  BOSTOCK Matthew Canyon dhb SunGod   0:08
7  ULISSI Diego UAE-Team Emirates   0:09
8  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB   0:10
9  MALUCELLI Matteo Androni Giocattoli – Sidermec   ,,
10  EDMONDSON Alex Team BikeExchange   ,,

ポイント賞

Rnk Rider Team Points
1  BAUHAUS Phil Bahrain – Victorious 25
2  ABERASTURI Jon Caja Rural – Seguros RGA 20
3  OLIVEIRA Rui UAE-Team Emirates 16
4  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB 14
5  MALUCELLI Matteo Androni Giocattoli – Sidermec 12
6  BOSTOCK Matthew Canyon dhb SunGod 10
7  EDMONDSON Alex Team BikeExchange 10
8  BANASZEK Alan HRE Mazowsze Serce Polski 9
9  ANGULO Antonio Euskaltel – Euskadi 8
10  CHRISTENSEN Ryan Canyon dhb SunGod 8

山岳賞

Rnk Rider Team Points
1  PAASSCHENS Mathijs Bingoal Pauwels Sauces WB 3
2  SCOTT Jacob Canyon dhb SunGod 2
3  BAGÜES Aritz Caja Rural – Seguros RGA 1

ヤングライダー賞

Rnk Rider Team Time
1  HVIDEBERG Jonas Iversby Uno-X Pro Cycling Team 3:33:42
2  FREDERIKSEN Oliver Wulff ColoQuick 0:03
3  KUBIŠ Lukáš Dukla Banska Bystrica ,,
4  KOLZE CHANGIZI Sebastian ColoQuick ,,
5  SKOK Anže Ljubljana Gusto Santic ,,
6  PAGE Charles Ribble Weldtite Pro Cycling ,,
7  PAQUOT Tom Bingoal Pauwels Sauces WB ,,
8  ANDERSEN Idar Uno-X Pro Cycling Team ,,
9  GARCÍA PIERNA Raúl Equipo Kern Pharma ,,
10  HOČEVAR Kristjan Adria Mobil ,,

 

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