Team DSMの2023年シーズンに向けてのメンバーの移動が激しい。
出ていくライダーがいれば、入ってくるライダーもいるのだけど、実際に決まったメンバーから紹介。
まず、Israel – Premier Techからパトリック・ペヴィン。そして、Lotto Soudalからハーム・ファンフック。二人が加入となる。
パトリック・ペヴィン 3年契約
💬”I believe that I can bring a lot to the team with my experience as a rider, but also in turn get more out of myself as an athlete with them too.” – @PaddyBevin
We’re delighted to reveal that Patrick joins us until the end of 2025 👏🏻
— Team DSM (@TeamDSM) September 16, 2022
パトリック・ペヴィンは今シーズン3勝を上げている。
まず、ツアー・オブ・ターキー第7ステージ。4人の逃げからゴール手前1kmからの意表を突いたアタックで単独ゴール。
第8ステージは悪天候で途中で中止となったのでパトリック・ペヴィンは初めての総合優勝をしている。
そして、ツール・ド・ロマンディ第3ステージ。ここではイーサン・ヘイターをスプリントで退けている。
パトリック・ペヴィンは、Israel – Premier Techではマイケル・ウッズ、ジャコモ・ニッツォーロ、ヤコブ・フルサンなどについでUCIポイントの稼ぎ頭なのだけど、何故放出したのだろう。
ディラン・トゥーンスを獲得したからいいのかな。
TTにも強いし勝てるライダーの一人だと思うけど。
Team DSMでは、短いステージではエース、もしくは若手の指導でロードキャプテンとして走りを伝えるといった感じとなるのだろうか。
31歳で3年契約なので、キャリア終盤をTeam DSMで走ることになる。
ハーム・ファンフック 2年契約
#WelcomeHarm 🇧🇪
💬”It will be a new step in my career, and I am curious to see how I will improve as rider with Team DSM and what I can learn from the team as well as the more experienced riders.” – @Harm_VH
Talented climber Harm also joins the team next season 👊🏻
— Team DSM (@TeamDSM) September 16, 2022
ハーム・ファンフックは、Lotto Soudalで2017年7月から走っている25歳。Team DSMへの移籍は以前から噂されていた通りだ。
ハーム・ファンフックは今年いい感じで走っている。
- ツアー・オブ・ターキー 総合5位
- シビウ・サイクリング・ツアー 総合2位
登りに強く、逃げにも良く乗っており、ジロ・デ・イタリア第8ステージでも4位。今シーズンはトップ10フニッシュを何度も繰り返している。
Team DSMでは、短いステージレースではエースとして走ることもあるのでは。また、グランドツアーで山岳アシストとして活躍することも考えられる。
Team DSMの状況
出入りの激しいTeam DSMだけど、契約延長をすでに結んでいるは
- ロマン・バルデ 2024年まで
- クリス・ハミルトン 2025年まで
- ニルス・エークホフ 2025年まで
- ケヴィン・ヴェルマーケ 2024年まで
- マーティン・トゥスフェルト 2024年まで
- フロリアン・ストーク 2023年まで
- セーアン・クラーウアナスン Alpecin-Deceuninck
- ケース・ボル B&B Hotels-KTM
- カスパー・ピーダスン Soudal-Quick-Step
- ニキアス・アルント Bahrain Victorious
- テイメン・アレンスマン INEOS Grenadiers
- ドメン・ノヴァク UAE Team Emirates
セーアン・クラーウアナスンにテイメン・アレンスマン、更にスプリンターのケース・ボルも放出とは~。
現在24人と契約済み。あと最低4人と2023年の契約を結ぶ。
開発チームからの引き上げだけでは、チーム戦力は上がらないと思うけど、若手の育成も上手いからなんとかなるのかな。
ただ、チームの運営方針には様々なライダーが嫌気をさして移籍しているけど。
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