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INEOS Grenadiersが次の総合エースの移籍をようやく発表 若手主体のチームに生まれ変わるか?

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt
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ようやく情報解禁のテイメン・アレンスマンの移籍発表だ。

Team DSMは2022ブエルタ・ア・エスパーニャ総合6位の将来のエースを手放す。これは早くからわかっていたが、Team DSMはどうするんだろうか?

まあ、どうもこうもないけど、INEOS Grenadiersは次代の総合エースを手にいれたのでは。

 

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2年契約

 

INEOS Grenadiersは、2022ジロ総合2位、2022ブエルタ山岳賞を獲得したリチャル・カラパスを放出。

 

リッチー・ポートも引退。

 

山岳アシストである、アンドレイ・アマドール、エディー・ダンパーも移籍。ディラン・ファンバーレも移籍でチーム力は下がる一方だと思っていたけれど、この移籍で帳消しとなるか。

テイメン・アレンスマンは、2018年SEG Racing Academyからスタート。

2018年のツール・ド・ラヴニールではタデイ・ポガチャルに次ぐ2位となり、ブロトンで最も才能ある若手ライダーの一人とみなされている。

2020年7月1日からテスト生としてTeam DSMに。Team DSMでは、過去2シーズン、順調に成長してきた。

すでに今シーズン、エースとして活躍できるだけの素養を見せている。

  • UAEツアー総合16位
  • ティレーノ〜アドリアティコ 総合6位
  • ツアー・オブ・アルプス 総合3位
  • ジロ・デ・イタリア 総合18位
  • ツール・ド・ポローニュ 第6ステージ優勝 総合2位
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ優勝 総合6位

 

ジロ、そしてツアー・オブ・アルプスではエースのロマン・バルデをアシストしてこの順位。ジロ最終ステージの個人タイムトライヤルでは2位となっており、独走力も高い。

テイメン・アレンスマンは、タイムトライヤルに強く、山岳にも強い。シクロクロスの下地があり、オランダU23シクロクロス王者でもある。

アタックもキレがいい。2018パリ~ルーベのU23では3位となっており、シクロクロスを生かして石畳も苦にしない。

INEOS Grenadiersは、カラパスを放出。ゲラント・トーマスも来年は37歳となる。

総合を狙うのは、カルロス・ロドリゲス、パヴェル・シヴァコフ、テイオ・ゲイガンハート、トム・ピドコックと若い世代に移ることになる。

ここに、更にテイメン・アレンスマンも加わると見ている。来シーズン、一気にグランドツアーのエースとして登場すると思うのだけどどうだろう。ツールのエースになる?

まずはチームに合流して、風洞実験室でTTのポジションの見直し、機材面でのフォローを受けてレベルアップするはずだ。

来シーズンの更なる飛躍を期待したい選手だ。

コメント

  1. 俺の名前はテイメン より:

    テイレンじゃなくてテイメンね。

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