リチャル・カラパスがブエルタの最中に、移籍発表だ。
当初から噂されていた通りに、EF Education-EasyPostに2025年までの契約で移籍となる。
2025年まで契約
Bienvenido, @RichardCarapazM!
Arguably the most accomplished cyclist Ecuador has produced. We can’t wait for 2023!https://t.co/6WZ7NiKxLw pic.twitter.com/DDUPq4rqji
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) August 19, 2022
INEOS Grenadiersは、2019ジロ・デ・イタリア総合優勝、2022ジロ・デ・イタリア総合2位、オリンピックチャンピオンのリチャル・カラパスを手放す。
現在行われている2022ブエルタ・ア・エスパーニャでは、INEOS Grenadiersのエースとして走っているのだけど、EF Education-EasyPostに移籍とは~。
INEOS Grenadiersは、これまで移籍によって多くの強力なライダーを集めてきた。だが、来シーズンに移籍で獲得する有力選手の名前は上がってこない。
逆に、リッチー・ポートは引退し、ディラン・ファンバーレ、エディー・ダンパーも移籍。チームは数年かけて、若返りを果たそうとしているのだろうか。
EF Education-EasyPostでは、リゴベルト・ウランの後釜としてリチャル・カラパスを据えることになる。
ヒュー・カーシー、エスデバン・チャベスと並んでグランドツアーのエースとして長く活躍を期待しての抜擢だろう。
チームは今シーズン7勝しかしていない。UCIポイントランキングでは20位と低迷しており、チーム力の底上げは急務だ。
2025年までリチャル・カラパスと契約したということは、スポンサーの関係は大丈夫のはず。じっくりとチーム力を上げていくほかはない。
リチャル・カラパスが移籍してくるならば、リゴベルト・ウランも更に1年くらいは一緒に走るではないかな。
いずれにしても、来シーズンからはピンクのジャージで走るカラパスの姿が見られそうだ。
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