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ヨハン・プリースパイタースンがデンマーク選手権個人タイムトライヤルで優勝しながらも失格となった理由

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Photo credit: Sum_of_Marc on VisualHunt.com
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ツール・ド・フランス1週間前の土日には、世界各国で選手権ロードと個人タイムトライヤルが行われている。

各国のナショナルチャンピオンが続々と誕生しているが、デンマークでは1位となっていた、Bahrain Victoriousのヨハン・プリースパイタースンが失格で王者の座から転落している。

彼の失格の理由とは?

 

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デンマーク選手権個人タイムトライヤル

 

上記の動画見ての通り、ヨハン・プリースパイタースンは歩道を走ってしまった。

歩道は、スロープで途中から上がっていたので、走っている時に、わからなかったのだろうか。下記のマティアス・スケルモースイェンセンの説明では、サイクリングロードとなっている。

タイムトライヤルの時には、下を向きやすいので気づかなかったのかもしれない。

これがなければ、ヨハン・プリースパイタースンは2秒差でデンマークのTT王者となっていたはず。とてももったいない。

 

ヨハン・プリースパイタースンは、2022年にUno-X Pro CyclingからBahrain Victoriousに移籍していた。プロ初勝利がスルスルと手のうちからなくなってしまった。

もし、勝利していれば、来年度のチームとの契約も取れていたかもしれない。とても勿体ない結果だ。

 

リザルト

 
 
 
 
 
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マティアス・スケルモースイェンセンのコメント(Instagramより)

昨日、私は2024年のタイムトライアルでデンマークチャンピオンになった。しかし問題は、私が望んでいたような勝ち方ができなかったことだ。

全力を尽くして走ったが、フィニッシュラインを通過したとき、ヨハン・プリースパイタースンとの差は2秒にも満たなかった。

その後、ヨハンが失格となったのは、コミッセールによれば、ルートの一部でサイクリングロードを走ったことを利用したためだ。その結果、銀メダルではなく金メダルを手にしたのは事実だが、私はその責任を取ることはできないし、取るつもりもない。

私が求めたわけでも、推し進めたわけでもない。一方、ヨハンには深い哀悼の意を表したい。彼は昨日見たように素晴らしいテンポリーライダーであるだけでなく、この分野では良き友人だと思っている。

そこで私はヨハンに、私が贈られたDMジャージとメダルの両方をプレゼントすることを申し出た。

 

 

2位はカスパー・アスグリーン。3位はミッケル・ビョーグ。

Rnk Rider Team UCI Time Avg
1
 SKJELMOSE Mattias
Lidl – Trek 50 0:47:08 52.574
2
 ASGREEN Kasper
Soudal Quick-Step 30 0:24 52.132
3
 BJERG Mikkel
UAE Team Emirates 20 0:29 52.041
4
 PEDERSEN Rasmus Søjberg
Decathlon AG2R La Mondiale Development Team 15 0:45 51.751
5
 JØRGENSEN Adam Holm
Hagens Berman Jayco 10 0:56 51.553
6
 PEDERSEN Henrik
Uno-X Mobility Development Team 5 1:05 51.393
7
 KLARIS Magnus Bak
Airtox – Carl Ras 3 1:07 51.358
8
 HANSEN Peter Øxenberg
Team ColoQuick 3 1:13 51.251
9
 MUFF Frederik
Team ColoQuick 1 1:17 51.181
10
 GUDNITZ Joshua
Team ColoQuick 1 1:25 51.04
11
 JOHANSEN Julius
Sabgal / Anicolor   1:27 51.005
12
 SKOT-HANSEN Aksel Bech
Team ColoQuick   ,, 51.005
13
 HANSEN Alexander Arnt
Airtox – Carl Ras   1:43 50.727
14
 MADSEN Martin Toft
BHS – PL Beton Bornholm   1:49 50.623
15
 GORM ALBRECHTSEN Christian
CeramicSpeed Herning CK Elite   1:54 50.537
16
 CHRISTENSEN Alfred
Team IBT – Tripeak   1:59 50.451
17
 NORSGAARD Mathias
Movistar Team   2:00 50.434
18
 LARSEN Niklas
Uno-X Mobility   2:01 50.417
19
 MIKKELSEN Pelle Køster
Team ColoQuick   2:19 50.111
20
 TROELSEN Tore
Team ColoQuick   2:24 50.027
21
 NORMAN LETH Lasse
Team CO:PLAY-Giant Store   2:41 49.742
22
 BAK Simon
Team ColoQuick   2:42 49.726
23
 WANG Gustav
Airtox – Carl Ras   2:43 49.709
24
 PEDERSEN Martin
Lidl – Trek Future Racing   2:54 49.527
25
 LARSEN Mathias
Airtox – Carl Ras   3:10 49.264
26
 ANDREASSON Sebastian
Team Give Steel – 2M Cycling   3:17 49.15
27
 MENGEL Nikolaj
Team ColoQuick   3:22 49.069
28
 HERTZ Benjamin
Team CO:PLAY-Giant Store   3:26 49.005
29
 LAURITZEN Peter Skov
CeramicSpeed Herning CK Elite   3:31 48.924
30
 SVARRE Tobias
Team ColoQuick   3:39 48.796

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