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2025 パリ~ルーベ ワウト・ファンアールトは装備テストをするがアランベールで落車寸前

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Photo credit: foto! on VisualHunt
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いよいよ、北の地獄パリ~ルーベが迫ってきた。

タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルプール、マッズ・ピーダスンに注目が集まるが、Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトも虎視眈々と初勝利を狙っている。

パリ~ルーベに挑むバイクも試しており、Graavaの自己膨張・収縮タイヤシステムもテストしている。

 

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森を抜けなければならない

 

 

ワウト・ファンアールトは、試走でチームメイトとアンベールの森を疾走。この時に、石畳の真ん中を走っていたけれどもパンク。

あわや、落車という事態になった。しかし、そこはワウト。足を外してなんとか落車を免れている。

ワウトの後ろには2台のモトバイクがカメラを構えて撮影。さらに上空にはドローンも撮影していた。

 

 

ただ、これは単独で走っていたから大丈夫だったのだけど、レースで2列で走っていたりすると大落車の引き金になる所だ。今回、後ろのモトバイクは大丈夫だった。

とくに、アンベールの森では観客が両脇におり、ひょっとすると観客に突っ込む事態ともなりかねない。

ただ、この区間だとワウトが滑っていった方向にはフェンスがある箇所もあり、間違いなくレースでは落車していただろう。

だれもが、パンクで、滑ってしまう事態は容易に想像できる。

 

2023 パリ~ルーベの大落車シーン

 

2023 パリ~ルーベでは、このアランベールの森で大落車が発生。多くのライダーが巻き込まれた。

2022年優勝のディラン・ファンバーレもここで落車している。

 

普通に走っていても、1分後にはどうなっているのかわからないパリ~ルーベ。運も必要なのだ。

 

Graavaを今年は使用か?

 

ワウト・ファンアールトは、Graavaの自己膨張・収縮タイヤシステムをテストしている。

2024年10月に正式に発売されたGraavaの自己膨張・収縮タイヤシステムは、ハブに内蔵されたポンプによって、走行中にタイヤの空気圧を調整・モニターすることができる。

 

 

システムは、ハブとチューブレスタイヤのバルブに伸びるホースで行われる。KAPSはKinetic Air Pressure Systemの略。

具体的には、ホイール ハブにある 250gのポンプシステムが、ホイールの回転によって駆動される。

ハンドルバーのボタンを使用して、ライダーはタイヤの空気圧を数秒で増減できる。これは直接行うこともできるが、圧力リザーバーを介して行うこともできる。

ワウトは、今年こそGraavaを使用してくるかもしれない。

また、バイクは空気力学に優れたCervelo S5を使うのか、それともよりオールラウンドなSoloistで走るのかは不明。試走では両方試している。

どちらにしても、ファンが望むのはタデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルプール、マッズ・ピーダスンらと互角に走るスーパーワウトの姿だ。

昨年のブルルタで膝を負傷してから、ワウトらしい走りはみれていない。このパリ~ルーベでは誰もが期待している。

 

 

 

 

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