2025 ツアー・オブ・オマーン第5ステージ　グリーンマウンテン決着!

ここまでリーダージャージのGroupama – FDJのダヴィ・ゴデュとUAE Team Emirates XRGのアダム・イェーツの総合でのタイム差はわずか6秒。

この最終ステージで決着がつく。

 

第5ステージ  イムティ～ジャバル・アル・アフダル

 

最終ステージの勝負を決するのはアフダル山。山脈を構成する石灰岩にちなんで名付けられグリーンマウンテンとして知られている。

スプリントポイントを越えると、すぐに登り始める。後半にかけて勾配がきつくなり13%を越えてゴールへと向かう。

過去優勝者には、ミゲルアンヘル・ロペス、クリス・フルーム、ヴィンチェンツォ・ニバリなど名だたるクライマーがグリーンマウンテンを制覇している。

今年のオマーンはここで総合優勝が決まる。

 

1. スプリントポイント　Wadi Squt
2. スプリントポイント　Birkat Al Mouz
3. 山岳ポイント　ジャバル・アル・アクダール 5.7km・10.5%

 

スタート

スタート前。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

ようやく、JCL Team UKYOが逃げに入りそう。

 

何人いるだろうか。巨大な逃げが出来そうだ。

 

集団がつながった。

 

スモールギャップ。

 

逃げれるか。

 

少し前にでたか。

 

18人の逃げ

18人が逃げに成功したようだ。

 

Soudal – Quick Stepからは二人。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step
2. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step

 

残り123kmで25秒差。Tudor Pro Cycling Teamのルーカス・エリクソンが最後尾。

 

残り100kmで50秒差と出たところで集団の2番手のライダーがオーバーラン。

JCL Team UKYOのライダーだ。ナホム・ゼライ・アラヤが44秒遅れの総合11位なので、集団けん引に入っている。

 

先頭は残り80kmで1分差。

 

スプリントポイント　Wadi Squt

スプリントポイント獲得順位は

1. アモリ・カピオ　Arkéa – B&B Hotels　3ポイント・3秒
2. ショーン・フリン　Team Picnic PostNL　2ポイント・2秒
3. パベル・ビトナーー　Team Picnic PostNL　1ポイント・1秒

 

残り33km。JCL Team UKYOが集団けん引。タイム差は2分20秒。これは山岳が始まるとナホム・ゼライ・アラヤのアシストはいなくなりそう。

 

Groupama – FDJのダヴィ・ゴデュの後ろには、Soudal – Quick Stepが陣取っている。

 

残り15kmで1分35秒差。

 

補給地点から二人が少し前に。

1. オールイス・アウラール　Movistar Team
2. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step

 

2人はまた合流。残り13kmで1分15秒差。

 

スプリントポイント　Birkat Al Mouz

スプリントポイント獲得順位は

1. ショーン・フリン　Team Picnic PostNL　3ポイント・3秒
2. アモリ・カピオ　Arkéa – B&B Hotels　2ポイント・2秒
3. パベル・ビトナーー　Team Picnic PostNL　1ポイント・1秒

 

先頭は15人に。TotalEnergiesのアントニー・チュルジスは切れている。

 

山岳ポイント　ジャバル・アル・アクダール 5.7km・10.5%

先頭からマウリ・ファンセヴェナントがアタック!

 

残り5kmで45秒差。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step
2. ホセ・ルイス・ファウラ　Burgos Burpellet BH

 

先頭が絞られていく。

 

集団も見えてきた。

 

残り4km。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step
2. ホセ・ルイス・ファウラ　Burgos Burpellet BH
3. オールイス・アウラール　Movistar Team
4. ルーカス・エリクソン　Tudor Pro Cycling Team

 

集団がきそうだ。

 

先頭が捕まった。

 

アダム・イェーツが2番手、ダヴィ・ゴデュが3番手。

 

残り3km。UAE Team Emirates XRGのジェイ・ヴァインが先頭を引く。

 

残り2km。先頭が絞られる。

 

アダム・イェーツがアタック。ヴァランタン・パレパントルがついている。

 

ダヴィ・ゴデュは遅れるのか。

 

この差だ。

 

ダヴィ・ゴデュが追いついてきた。3人の争いだ。

 

なんと、ダヴィ・ゴデュも先頭を引く。

 

アダム・イェーツが先頭。シアン・エイテブルックスが4位でなんとか見えている。

 

残り1kmを切っている。

 

ダヴィ・ゴデュは粘れば総合優勝だ。

 

アダム・イェーツが攻める。

 

ダヴィ・ゴデュが遅れる!

 

ダヴィ・ゴデュが遅れた。

 

あ～、ダヴィ・ゴデュ～!

 

アダム・イェーツは、総合優勝のために引き続ける。

 

ダヴィ・ゴデュは何秒差でゴールできるか。

 

残り100m手前で、ヴァランタン・パレパントルがアタック!

 

ヴァランタン・パレパントルが最終ステージを勝ち取った。アダム・イェーツの猛攻についていくのだから本物だ。

ヴァランタン・パレパントルは、2024 ジロ・デ・イタリア第10ステージに続いてプロ2勝目となった。レムコ・エヴェネプールには大きな力となる。

 

ダヴィ・ゴデュは45秒遅れで総合3位に転落となった。

 

リザルト

ステージ優勝したSoudal – Quick Stepのヴァランタン・パレパントル

ゴールまであと2kmのところで、イェーツを降ろそうとしたんだ。 でも、イェーツがとても上手だったので、ステージに集中したんだ。

いい戦いになった。 ここで勝てたことは、僕にとっては驚きではない。 自分の調子はとてもいいと感じていた。 新しいチームでこのようにシーズンをスタートできたことはとてもいいことだ。

サイクリングではもう “小さな勝利 “はない。 だから、ここで勝てたことをとても嬉しく思っている。 2025年に1勝したかったし、すでに成功したんだ。

 

第5ステージ　リザルト

総合

総合優勝したUAE Team Emirates XRGのアダム・イェーツ

このステージがカギになることは、週の初めからわかっていた。 第3ステージにもハードな上りがあったが、もう少し短くて爆発的だったので、今日ほど自分の特性には合わなかった。 だから今日を待ち望んでいたんだ。

ステージを通して、基本的に序盤から引っ張った。ブレークをコントロールし、ステージ終盤にタイムボーナスを得ることができれば、自分たちにとってベストだとわかっていたからだ。

チームは本当にいい仕事をしてくれたし、ファイナルではジェイ・ヴァインとラファウ・マイカが登りで素晴らしいペースを見せてくれた。

週の初めに言ったと思うんだけど、今はまだトップコンディションじゃないんだ。 だから、このレベルで優勝争いができてうれしい。 将来に向けていい兆候だし、とにかく勝ててうれしい！

 

ポイント賞

新人賞

チーム賞