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中国製フレームに偽のUCIステッカーを貼っていた英国のSaint Piranが閉鎖に

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Photo credit: Sum_of_Marc on Visualhunt.com
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英国のコンチネンタルチームSaint Piranがチーム閉鎖となってしまった。

Saint Piranは、2022年から財政難となっており、Lapierreとのバイクスポンサー契約がなくなっていた。

そのためノーブランドの中国製のフレームのバイクに切り替え。チームメンバーは、中国製だと知っていたけれど、UCIの偽りのステッカーが貼ってあることは知らなかった。

UCIのステッカーを勝手にはり、上から透明のラッカーで塗装したのだから困ったものだ。当然レースからは締め出されていた。

これが直接の原因ではないけれど、Saint Piranは、2025年シーズンの新しいスポンサーが見つからなかった。

 

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英国のチームはなくなる

 

Saint Piranは、2024 ジャパンカップにも来日しており、ジョシュア・ルドマンが第4ステージで勝利している。

この時にも、ノーブランドの中国のフレームに乗っていた訳だ。

英国には、プロを輩出するコンチネンタルチームが多くあった。

Saint Piranが消滅することで、英国のコンチネンタルチームはなくなってしまう。プロに注目されることも少なくなってしまう。

Saint Piranには、Team Qhubeka NextHashで走っていたハリー・タンフィールドもいた。

 

また、株式トレーダーからプロライダーとなった元Alpecin-Fenixのアレクサンダー・リチャードソンもいた。

 

Saint Piranは、8年間の活動に幕を下ろす。私には良くわからないが、英国のチームが次々になくなるのは、英国のEC離脱とは関係ないのだろうか。

EC離脱により、英国は苦境に立たされているように思えてならない。

 

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