Trinity Racingは、2018年にシクロクロスチームとしてトム・ピドコックを中心に3人で発足。2020年から、ロードレースにも進出していた。
2020年のメンバーは、INEOS Grenadiersのトム・ピドコック、ベン・ターナー、EF Education-EasyPostのベン・ヒーリー、Team Visma | Lease a Bikeのトーマス・グローブなどが在籍。
英国のプロ養成チームとなっていた。しかし、スポンサー離れで危機が伝えられていたが、2024年シーズンを持ってチームのロード部門が閉鎖となる。
チームの存続は
Gerenommeerde opleidingsploeg Trinity Racing verdwijnt uit peloton https://t.co/uu0m00fL6v#wielrennen #koers
— WielerFlits.nl (@WielerFlits) November 15, 2024
Trinity Racingは、23歳以下の若いライダーで構成される英国のコンチネンタルチーム。
2024 ツアー・オブ・ブリテンが最後のレースとなったようで、カラム・ソーンリーが山岳賞を獲得している。
ロード部門の閉鎖は、資金不足だ。
その理由は
- 2023年にスポンサーの1社が離脱
- スポンサーの1社が2024年度の予算削減
新しいスポンサーの獲得には至っていない。
現在Trinity Racingのスポーツディレクターであるピーター・ケノーが以下のように語っている。
Trinity Racingは存続すると思うが、マウンテンバイクチームとしてのみだ。まだ確定ではないが、そこで働く何人かのスタッフと私が最近話した内容から判断した。
スペシャライズド・ファクトリー(レーシング)チームの小規模なフィーダーチームのような感じになると思う。前回、数人と話をした時、まだチームを持っていなかった。これは非常に残念なことではないか。
英国のコンチネンタルチームは次から次へと閉鎖に追い込まれている。英国の才能あるライダーがワールドチームに移籍するチャンスは少なくなる。
なお、ピーター・ケノーは2025年からAstana Qazaqstan Teamのスポーツディレクターに就任することが決定している。
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