2022ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第4ステージ　スプリントを制したのは?

第3ステージのグラベルでは、アレクサンドル・ウラソフが抜け出した。ウラソフは自分のタイプの登りではなかったと言うけど、違いを生み出しのは素晴らしい。

残り2ステージは、平坦なので総合はほぼ決まりだ。

第3ステージで5位に入った最年長のアレハンドロ・バルベルデだけど、グラベル区間でパンクしたが、そのまま走り切っている。

パンクしてもレムコより速かったのだから、凄い!

なお、Jumbo-Vismaは二人のコロナ陽性が出たのでレースから撤退している。

第4ステージ 　オリウェラ～トレビエハ 　193.1km

第4ステージ　photo vueltacv

オリウェラからスタートして30kmの1周ループ。このステージ唯一の3級山岳を越えると平坦。

一度フニッシュラインを通過して、塩湖ラグーナデトレビエハの周囲でさらに34km走ってゴール。

ファビオ・ヤコブセンの2勝目なるのか。ゴールは、スプリンターの戦いとなる。

1. 3級山岳　Campules　7.9km・2.9%
2. スプリントポイント Torrevieja
   

5人の逃げ

BORA-hansgroheのマシュー・ウォールズだけど、第3ステージの落車によりDNS。東京2020オムニアムのオリンピックチャンピオンの骨折はない。

チームは、ウィルコ・ケルデルマンも落車でリタイヤしており、5人でアレクサンドル・ウラソフを守らないといけない。

7人が最初に逃げていたけど、5人となっている。

1. 73 マヌエーレ・ボアーロ(Astana Qazaqstan Team)
2. 161 アンヘル・マドラソ(Burgos-BH)
3. 174 SOTO Antonio Jesús(Euskaltel – Euskadi)
4. 181 BERRADE Urko(Equipo Kern Pharma)
5. 214  モリー・ケニー(Bingoal Pauwels Sauces WB)

山岳賞のベンジャミン・キングは集団最後尾でヒラヒラしている。もう、山岳賞は決定しているのでゴールさえすれば良い。

おっとイネオスのカルロス・ロドリゲスとオマール・フライレが落車。フライレはかなり痛そうにしている。カルロス・ロドリゲスはすぐにスタート。

集団は、横に広がって追っている。

残り46.1kmでタイム差は1分4秒。あとどれくらい逃げれるかな。

後ろに集団が見えてきた。

集団に吸収される瞬間にマヌエーレ・ボアーロ(Astana Qazaqstan Team)がアタック。

マヌエーレ・ボアーロ(Astana Qazaqstan Team)が最後まで逃げ続けたが、残り20kmで捕まってしまう。

新城幸也も先頭を引く。

集団は横一線だ。

単独で一人逃げるがすぐに捕まる。

主導権を握るチームはなく混沌としている。

残り2.1km。レムコ・イヴェネブールが先頭を引き始める。

レムコの引きは長い!

ゴールストレートに入ってまだ、レムコは前を引いている。

ようやくレムコが外れた。

ゴールに向かうが、ファビオ・ヤコブセンは、回りを囲まれている。アレクサンダー・クリストフが伸びるか?

勝利したのはマッティオ・モスケッテイだ!

これで、マッティオ・モスケッテイはプロ通算6勝目。勝利を期待されていたファビオ・ヤコブセンは、ラスト1kmでチームメイトのホイールを失い、位置取りが悪かった。

最後は、抜け出せず足を止めてゴール。最終ステージにかけるしかない。

リザルト

第4ステージ　リザルト

マッティオ・モスケッテイはゴール後のインタビューで

それはかなり混沌とした最後の1kmだった。私たちは皆、ヤコブセンとヴィヴアーニを少し期待していたが、今朝のバスで、これが私にとって良いスプリントになる可能性があることを知っていた。

チームメイトたちは素晴らしい仕事をしてくれて、とても感謝している。この勝利は 、故メカニックであるペピーニョ（ジョゼエドゥ・アルドサントスのニックネーム）に捧げられている。

総合

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞