Movistar Teamは昨年までのトライデント関係から脱却するために各グランドツアーのリーダーをバーチャル記者会見で発表した。
これによるとアレハンドロ・バルベルデとエンリク・マスがツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャでリーダーとなる。
ジロ・デ・イタリアはマルク・ソレルが単独のリーダーとして挑むことになる。
当初計画から変更
📅🚴 Eusebio Unzué ha comunicado en rueda de prensa virtual los objetivos de @alejanvalverde, @solermarc93 y @EnricMasNicolau para la temporada 2020 ⬇️ #SeguimosConectados
🗒 Here are Bala, Enric and Marc’s goals for the ‘new’ season!
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— Movistar Team (@Movistar_Team) June 3, 2020
シーズンの初めには、バルベルデ、マス、ソレルの3人がツール・ド・フランスでスタートすることが計画されていた。
また、バルベルデとマルク・ソレルがツールとブエルタを組み合わせる予定。つまり、ジロ・デ・イタリアには明確なリーダーのいない状態だった。
だが、コロナのためチームの計画は最初からやり直す必要が生じた。ライダーは各自、ここ数週間で彼らの好みをほのめかしていた。
先月初めに、バルベルデがツールとブエルタに乗るという彼の意図に固執すると発表。
野心的なマルク・ソレルはも、ツールとブエルタに照準を合わせていた。
そして、エンリク・マスはついに念願かなってツールとブエルタに出場する予定だったのだが。
バルベルデとマスのツールとブエルタ
チームは最終的な役割分担を発表。バルベルデとエンリク・マスは、ツールとブエルタでの共通のリーダーシップに焦点を当てることになる。
素晴らしいサポートチームとエンリク・マスがいれば、良いチームを形成できる。
とバルベルデは語った。
4月に40回目の誕生日を迎えたバルベルデにとって、これは彼の27回目と28回目の大きなラウンドのパフォーマンスになるはずだ。
2015ツール・ド・フランスの3位は彼の最高の結果。彼は2009年にブエルタで総合優勝しており、昨年も2位。
衰えを感じさせないバルベルデは、今年も爆発させることが出来るのか?
マスもバルベルデとのコラボレーションを楽しみにしている。2019ツール・ド・フランスでは22位と沈んだ。
ヤングライダー賞では3位だったが、昨年はジュリアン・アラフィリップのアシストになった感じだった。実際山岳ではアラフィリップを引いていたし。
2018年、エンリク・マスは、すでにサイモン・イエーツについでブエルタで総合2位。
ツールとブエルタでアレハンドロの次にスタートする動機になった。他のチームにはない大きなメリットだ。
と彼はライブビデオで語った。
ソレルは単独でジロのリーダーとなる。
ツールとブエルタはすでに2回走っている。マルク・ソレルを単独リーダーとしたのは正解だったのではないだろうか?
昨年のブエルタで見せたナイロ・キンタナに早く走れとジェッスチャーしたのはチーム戦略としてはマズイ行為だった。
彼の場合には、一度リーダーを任せて経験を積まさせるのが良いはず。26歳と若いのでこれから数年で最高のシーズンを迎えるはずだから。
ベストを尽くすつもりだ。ジロでは素晴らしいチームができる。Eusebio(チームマネージャー)がこの機会を提供してくれて、それは良い考えだと思った。
チームに良い結果をもたらしたいと思う。
新たなトライデント関係とはならず、別々にリーダーを配置するのは良い考えだろう。バルベルデの場合には、世界選手権なども狙っているので途中離脱もあり得る。なのでエンリク・マスと組ますのも良い案だ。
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