2025年末でTeam Visma | Lease a Bikeと契約の切れるティシュ・ベノートとオラフ・コーイが移籍と言うニュース。
オラフ・コーイについては、若手スプリンターの第一人者としてツール・ド・フランスに出たいという意向か強く以前から移籍と言われていた。
2023年には移籍と言われていたのに複数年契約で驚かれたほどだ。
ティシュ・ベノートもクラシック班の重鎮としてチームには必要な選手だと思われるが、巨額オファーがきており、チームは若手に投資したいので断れないようだ。
オラフ・コーイ
Olav Kooij kan miljoenencontract tekenen bij Decathlon AG2R La Mondiale https://t.co/xMafbg1HLk
— Jérôme Dohko (@predator64tina) May 1, 2025
オラフ・コーイは猛烈なペースで勝利を重ねている。2023年の21歳でキャリア25勝目。これは、レムコ・エヴェネプール、タデイ・ポガチャルを上回る凄い記録だ。
現在23歳で39勝。2024年は8勝。今年は3勝。だが、ヘント〜ウェヴェルヘムで先頭集団にいたのにカーブで落車。鎖骨骨折で離脱している。ジロ・デ・イタリアに間に合うのだろうか。
オラフ・コーイにオファーを出しているのは、Decathlon AG2R La Mondiale Teamだ。3年契約で巨額オファーと言われている。
チームにはサム・ベネットがいるが年齢もあり移籍の道を探るかもしれない。Decathlon AG2R La Mondiale Teamならば、オラフ・コーイと堂々とツール・ド・フランスに出場できる。
一流スプリンターとしてツールの舞台に立つのは夢であり自分の実力をためすチャンスだ。
ティシュ・ベノート
There were two big news today with Visma.
Of course their new Tour de France jersey presentation, but also the rumour that Tiesj Benoot might go to Decathlon AG2R for the next season.
Wow, I didn’t expect that. But I understand bigger salary and also bigger freedom.
Source:… pic.twitter.com/7ajj3QoAKo
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) April 25, 2025
2022年にJumbo-Vismaに移籍してクラシック班のリーダーの一人として活躍。ワウト・ファンアールトが一人で孤軍奮闘していたのをアシストしている。
- ワウト・ファンアールト
- ディラン・ファンバーレ
- ティシュ・ベノート
- クリストフ・ラポルト
2023年から2024年まではRed Bull – BORA – hansgroheにプリモッシュ・ログリッチを追いかけて移籍したヤン・トラトニクもいた。
クラシックを席巻していたチームだったが、2024年からけが人の続出で低迷。今年もクリストフ・ラポルト、ディラン・ファンバーレの離脱でクラシックでは目立つ活躍が出来なかった。
ドワルス・ドール・フラーンデレンでは、ワウト・ファンアールト、ティシュ・ベノート、マッテオ・ヨルゲルソンが勝ち逃げに乗ったがニールソン・ポーレスにワウト・ファンアールトがスプリントで敗れている。
今年のTeam Visma | Lease a Bikeのクラシック班はどうもかみ合わなかった。ワウト・ファンアールトも2位どまりが2回。
来シーズン、ティシュ・ベノートが移籍するとクラシック班は、また一人リーダーを失うことになる。それだけ、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのオファーは強力のようだ。
チームはスプリントはオラフ・コーイ、クラシックはティシュ・ベノートと一気に中心選手を有することになる。
すで二人共3年契約が約束されているという。移籍の正式発表は8月と思われるけれど、大物選手の移籍が続きそうだ。
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