通常ならば、最後の平坦で追いつかれることの多いヘント〜ウェヴェルヘムのクラシック。しかし、近年はそうでもない。
- 2023年はクリストフ・ラポルトとワウト・ファンアールトが逃げ切り
- 2024年はマッズ・ピーダスンとマチュー・ファンデルプールが逃げ切り
そして、2025年はマッズ・ピーダスンが56kmの単独走行という離れ業を見せてくれた。その影でアクシデントも。
オラフ・コーイ Team Visma | Lease a Bike
Crevaison de Jasper Philipsen, chute et abandon d’Olav Kooij, la course s’emballe ! 🤯 #RTLsports
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上記動画の通り、ゴール手前75kmでマッズ・ピーダスンが爆走開始した時に、ジャスパー・フィリップセンはパンクで遅れていく。
かわって、オラフ・コーイはマッズ・ピーダスンの真後ろについていた。だけど、上記動画で小さく見えるのだけどオラフ・コーイはカーブで落車。
結局ついていけたのはLottoのアルイェン・リヴィンスだけだった。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
オラフ・コーイは、なんと鎖骨骨折となってしまった。まずは、手術となりそうだけど調子が良かっただけに勿体ない。
6週間後に迫るジロ・デ・イタリアに向けて、不安の残る結果に。
結局、Team Visma | Lease a Bikeはマッテオ・ヨルゲルソンもアタックをかけたけれど30位。ティシュ・ベノートが19位。
またも、クラシックを手ぶらで帰らないといけなくなっている。
2023年にヘント〜ウェヴェルヘムで勝利したクリストフ・ラポルトも不在だ。
ティム・メルリエ Soudal – Quick Step
Gand-Wevelgem – Tim Merlier : “On doit se satisfaire de cette 2e place…” #GW25 #GW #FLCS #GentWevelgem #Merlier #Pedersen https://t.co/EVZx2Spz8t
— Cyclism’Actu (@cyclismactu) March 30, 2025
ティム・メルリエは、エシュロンで遅れていたけれど、チームメイトの働きで集団復帰。最後はスプリントでジョナサン・ミランを破って集団トップの2位となった。
しかし、どこで違反したのかはわからないのだけど、Q36.5 Pro Cycling Teamのエミルス・リエピンスと共に自転車で歩道を走ったことでイエローカードとなっている。
多分、落車をさけるためか、仕方なくだろうけれど、今後のレースでイエローカードを貰わないように気を付けないといけない。
ヨルディ・メイウス Red Bull – BORA – hansgrohe
Il loupe son freinage et provoque une belle chute: le gros strike de Jordi Meeus à Gand-Wevelgem https://t.co/4DmI131uga
— RTL info (@rtlinfo) March 30, 2025
動画は上空からの小さいものがあるだけ。Red Bull – BORA – hansgroheのヨルディ・メイウスは、カーブをショートカットしたのだろうか、何人かが落車。
ただ、ヨルディ・メイウスも9位でゴールしている。巻き込まれたTudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティンは15位でゴール。
ただ、UAE Team Emirates – XRGのフアン・モラノはリタイヤとなっている。
イエローカードをくり返すと以下のルールが適用される。
- 1日のレースまたはステージレースで2枚のイエローカード:失格+7日間の出場停止(最後のイエローカードの1日後からスタート)
- 30日間にイエローカード3枚:14日間の出場停止(最後のイエローカードの翌日から起算)
- 1年間にイエローカード6枚:30日間の出場停止(最後のイエローカードの翌日から起算)
- 違反の深刻さに応じて、100スイスフラン(約1万7千円)から500スイスフラン(約8万6千円)
- 違反したライダーは、グループ最下位に降格
- イエローカードを受ける可能性
- 違反ライダーは山岳または、ポイントの25%のペナルティ
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