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仲間の勝利を後ろで祝うバンザイゴールが見れなくなる?

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UnsplashLevi Guzmanが撮影した写真
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ゴールで勝利したライダーを仲間が祝うのはいけないことなのか。

スプリントなどで、リードアウトして頑張ったライダーはチームメイトが勝ったら嬉しいに決まっている。

自分の仕事を終えて後ろから勝利をみるのは最高の気分だ。この時に、勝者と共にバンザイするシーンは見れなくなりそうだ。

 

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後ろでバンザイしたら罰金

 

UCIはなんと面白くない規則をつくるのか。

後ろで勝利を祝うのは自然な行為だ。これを禁止するというのだ。

2025年1月1日に改正された規則では「スプリント中に減速し、他のライダーを危険にさらした」場合以下のような罰則となる。

  • 違反の深刻さに応じて、100スイスフラン(約1万7千円)から500スイスフラン(約8万6千円)
  • 違反したライダーは、グループ最下位に降格
  • イエローカードを受ける可能性
  • 違反ライダーは山岳または、ポイントの25%のペナルティ

 

さらに、ゴール時に無線を使うこと。これは勝者がチームカーに無線で勝利を伝えることも出来なくなる。ハンドルから手を離して集団内で祝うこともダメなのだ。

これは、ゴールの素晴らしいシーンを狙うカメラマンも残念に思うのでは。仲間を祝うのはそんなにいけないことなのか。

 

 

具体例では、2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージでAlpecin-Deceuninckのエドワード・プランカールトがカーデン・グローブスの勝利を祝ったシーンだ。

この時に、後ろにいたヴィクトール・カンペナールツが落車しそうになったという。映像でみても極めて危険とは見えないのだけど。

 

UCIは、先日はU23世界選手権にはプロ選手が出れないことを発表していた。これは良いだろうけど、今回のバンザイゴールなしは自然な行為なので熱くなっていたら忘れてしまいそうだ。

人間の自然な気持ちを抑えるのは難しいと思う。

 

 

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