2025 ラ・ルー・トゥランジェル フランスのワンデーレースを勝ち取ったのは?

フランス、サントル＝ヴァル・ド・ロワール地域で開催されるラ・ルー・トゥランジェル。La Roue Tourangelle Centre Val de Loire – Trophée Groupama Paris Val de Loire(1.1)

ヨーロッパツアーの1クラスのレースで今年で23回目の開催となる。

 

歴代優勝者

• 2024    ジェイソン・テッソン
• 2023 　ローリー・タウンゼント
• 2022 　ナセル・ブアニ
• 2021 　アルノー・デマール
• 2019　 ライオネル・タミニオー
• 2018　マルク・サロー
• 2017　ダソンヴィル・フラヴィアン
• 2016　 サミュエル・デュムラン
• 2015　 ロレンゾ・マンザン

 

シャトー・ルノー～トゥール　197km

 

アップダウンがかなりあるコース。フランス特有のクラシックコース。長い登りでも1kmくらいしかない。ただ距離は200km近く長丁場。

後半50kmには、コート・ド・ラ・モンテ・ジョーン、コート・ド・ボワ・ルノー、コート・デ・カルモー、コート・ド・レパンの短い登りが連続する。

最後は、スプリントで決着のつくコースとなる。

 

1. 山岳　Cote de Artannes 0.6km・4.7%
2. 山岳    Côte de Boussay (1.1 km à 5.7%)
3. スプリントポイント　Le Grand-Pressigny
4. 山岳　Côte de Descartes  0.7km・5.0%
5. スプリントポイント　Descartes
6. スプリントポイント  Bournan
7. スプリントポイント  Bournan
8. スプリントポイント   Sainte-Maure
9. 山岳　Côte de Saint-Épain 1.1km・3.8%
10. 山岳　Cote de Ligcrt  .7km・2.6%
11. 山岳　Côte des Vergers 0.9km・4%
12. スプリントポイント Le Barrage
    
13. 山岳 Cote de Vilandry  0.6km・3.5%
14. 山岳  Cote des Carraux  0.5km・6.2%

 

注目のライダーは

• Team TotalEnergies　ジェイソン・テッソン
• Intermarché – Wanty　ヘルベン・タイッセン、アルネ・マリット
• Arkéa – B&B Hotels　イエンセ・ビエルマンス
• Cofidis　ブライアン・コカール、バンジャマン・トマ
• Groupama – FDJ
•  Decathlon AG2R La Mondiale Team
• Uno-X Mobility　アーランド・ブリクラ
• Tudor Pro Cycling Team　アルベルト・ダイネーゼ

 

スタート

ニュートラルスタート。

 

3人の逃げ

3人が逃げている。残り55.1kmで2分40秒差。

1. ジャスパー・ショーフス　Soudal Quick-Step Devo Team
2. テオ・ドラクロワ　St Michel – Preference Home – Auber93
3. ハビエル・イバニェス　Caja Rural – Seguros RGA

 

昨年優勝のTotalEnergiesのジェイソン・テッソンが落車。

 

ジェイソン・テッソンは集団復帰に成功。

 

山岳　Côte des Vergers 0.9km・4%

先頭は山岳ポイントを通過。

 

残り46.4kmで2分6秒差。

 

残り32.4kmで1分24秒差。Tudor Pro Cycling Teamはアルベルト・ダイネーゼで狙っている。

 

先頭が割れてしまった。元Cofidisのテオ・ドラクロワが遅れた。

 

逃げていたCaja Rural – Seguros RGAのハビエル・イバニェスが集団に吸収される。

 

また、テオ・ドラクロワが追いつく。

 

また、離れるけど。

 

テオ・ドラクロワはまた追いつく。そして、ジャスパー・ショーフスの腰をポンと叩く。ベテランが若手に教えている感じだ。

 

残り15.9kmで23秒差。

 

ここで、ジャスパー・ショーフスが抜け出していく。

 

逃げていたテオ・ドラクロワは捕まった。

 

ジャスパー・ショーフスも捕まりそう。

 

逃げは捕まった。7人が少しリード。

 

残り11.9km。10秒差。

 

残り11.6km。6秒差で集団が迫る。

 

逃げは捕まった。

 

残り5.9km。攻撃が続くけれど、逃げは決まらない。

 

5人が少し抜け出した。

 

残り3.8kmで7秒差。

 

残り2.4kmで先頭から更に逃げようとするが～。

 

残り2.2kmで捕まる。

 

残り1.6km。Uno-X Mobilityがトレインを組んでいる。

 

Arkéa – B&B Hotelsが先頭に。

 

残り1.1km。またもUno-X Mobilityが先頭に立つ。

 

Uno-X Mobilityが集団先頭を支配している。

 

さあ、ゴールエリアだ。

 

Uno-X Mobilityが先頭。

 

Uno-X Mobilityのアーランド・ブリクラがスティアン・フレッドハイムから発射された。

 

プリクラの後ろはCofidisのブライアン・コカールだ。

 

ブライアン・コカールは届かない!

 

アーランド・ブリクラが勝利!

 

アーランド・ブリクラは、今シーズンの初勝利。Uno-X Mobilityは今シーズンの8勝目となった。2位はCofidisのブライアン・コカール、3位はIntermarché – Wantyのヘルベン・タイッセン。

 

リザルト

優勝したUno-X Mobilityのアーランド・ブリクラ

この勝利は100％チームのおかげだ。緊張するだろうことは分かっていたし、レースの早い段階で油断はできない。午後を通して、チームは状況を完璧にコントロールしてくれた。

コース終盤の登りでは何が起きてもおかしくないから、スティアン・フレッドハイムとサカリアス・コラー・ローランドが攻撃をコントロールしていた。でも、僕にとって一番の目的はスプリントをすることだった。

だから、僕は集団でスプリントが起きることを期待しながら、集団の中で温かくいなければならなかった。攻撃を受けているチームメイトには先頭を走らないように指示されていたからね。

レースがスプリントで終わる可能性が高いと確信した。先頭に立って決してそれを手放さないことで、このシナリオにすべてを賭けた。

今年、初勝利を挙げるのは時間の問題だと思っていた。一番大事なのは一貫性を保つことだと思う。良い結果が出続ければ、いつかは必ず勝利を手にできるからだ。今シーズンはこれまでで最高のシーズンだ。

 

2位　Cofidisのブライアン・コカール

彼は本当にうまく発進した。 もっと早く飛び出したかったけど、最後のカーブはとても複雑だった。 優勝争いに加わるためには懸命に擦らなければならなかった。

あのコーナーはスピードが落ちていて、ギャップも小さかった。 最後のカーブの手前でギャップを埋めなければならなかった

1週間前のショレ・アグロ・ツアーで落車してましたが。

正直なところ、今日はあまりいいフィーリングではなかった。最後の上りでアタックしたんだけど、残り2kmでまた捕まってしまった。

今回も同じことをしようと考えていたんだ。前に出て、いいアタッカー集団を作ろうとね。 脚が十分じゃなかったから、スプリントを待つことにしたんだ。

激しく、とても緊張したレースだった。 私たちは動こうとしたが、先頭に留まり、チームと本当にレースをするのは困難だった。私たち全員、まず第一に私自身が少し苦しんだ。