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INEOS Grenadiersから世界王者続出 エリア・ヴィヴィアーニにイーサン・ヘイターも

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Photo credit: PJMixer on VisualHunt.com
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世界トラック選手権でINEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナは個人追抜(パーシュート)で世界王者に。しかも、世界最速の記録を塗り替えての快挙。

 

そして、団体追い抜きでは英国チームがイタリアを破って金メダル。英国チームには、INEOS Grenadiersからイーサン・ヘイター、コーチのダン・ビンガムが乗っていた。

イーサン・ヘイターは更に、オムニアウムの2年連続世界王者に。

そして、エリア・ヴィヴィアーニは競技の最後を飾ってエリミネーションで世界王者となっている。

 

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オムニアム世界王者 イーサン・ヘイター

 

イーサン・ヘイターはオムニアムで世界王者に。

オムニアムとは

オムニアムは1日に4種目を争うレース。

  1. スクラッチ
  2. テンポレース
  3. エリミネーション
  4. ポイントレース

 

それぞれの競技内容は以下の記事を参考までに。

 

 

イーサン・ヘイターは、土曜日のスクラッチ、テンポ、エリミネーションレースで 4 位、2 位、2 位でフィニッシュした後、最後のポイントレースに出場。

それが上記のツイート動画だ。最後は、フランスのバンジャマン・トマ(Cofidis)に続いて集団をラップ。オムニウム世界王者となった。

 

イーサン・ヘイターはインタビューで以下のようにコメント。

「今年はもっとプレッシャーがかかって、タイトルを防衛した。ここのフィールドは非常に強いので、最後の数周まで落ち込み、なんとか優位に立つことができた。

リラックスするのが私のスタイルだと思う。私は時々座ってリラックスする傾向があるが、すべてが順風満帆ではなかった。しかし、私はその日を通して自分の道を歩み、最終的に勝つことができた。」

 

ロードレースでは今シーズン6勝。トラック競技でも世界王者となり、最高のシーズンを送れたのでは。

 

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エリミネーション王者 エリア・ヴィヴィアーニ

 

エリア・ヴィヴィアーニが世界王者となったのはエリミネーション。

エリミネーションは、最後の一人になるまで走る過酷なレースで、ジャンが鳴った次のゴール地点で最終走者になった選手から脱落していく。

エリア・ヴィヴィアーニは、接触してふくらはぎにケガを負っていた。さらに、トラックバイクも交換して走る事態に。

残ったのは、Israel – Premier Techで走るコービン・ストロング、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのイーサン・バーノン。

最後は、コービン・ストロングとの一騎打ちだった。

 

「マシンに何か問題があったのかどうかはわからないが、レースが終わってしまうので、これ以上リスクを冒すことはできなかった。また転倒を免れた昨年よりも、厳しい世界選手権となった。これは僕のレースだから、ミスは許されないんだ。

コーナーで抜けないという印象があったので、ストレートで差をつけたかった。だから、スプリントを予想したんだ。意外とストロング。

思ったとおりの展開になった。このような形でシーズンを終えることができ、本当にうれしい。メダルで締めくくりたかった。

ロードシーズンは悪かった。上位のレースで勝てばよかったのだが、これからの課題だ。今、私たちは2024年のパリを目標に、この軌道から再出発する。イタリアは素晴らしいグループに恵まれている。」

 

INEOS Grenadiersからは、3人のトラック世界王者が誕生した。彼らがロードでも、そのスピードを生かして走るのだから強いはずだ。

 

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