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開発チーム残留条件から一転UAE Team Emiratesに移籍となるシェード・バックス

海外情報
UnsplashArtem Kniazが撮影した写真
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Alpecin-Deceuninckのシエード・バックスがUAE Team Emiratesに移籍だ。

今シーズン一杯で、Alpecin-Deceuninckとの契約が切れるのだけど、少しサプライズな移籍と言って良いだろう。

 

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2年契約

 

シェード・バックスは膝の痛みにより今シーズン前半は不調。これは彼のキャリアを通じて悩ませている問題でもある。

この原因は、Alpecin-Deceuninckの医療専門家と共に発見されている。

持続的な痛みがあることから、シェード・バックスは問題解決のために、現在と同じ金銭条件で、来シーズンAlpecin-Deceuninckの開発チームに留まるという条件を受けていた。

これは、決して悪い話ではなかったのだけど。ただ、シェード・バックスはシーズン後半にかけて調子を上げてくる。

  • アーステック・ノルウェー 総合10位
  • ツアー・オブ・ルクセンブルク 総合4位
  • コッパ・アガストーニ 優勝

 

特に、コッパ・アガストーニでは厳しいレースで勝ち逃げ集団に入り、一流ライダーを差し置いてプロ初優勝を飾っている。

 

調子を上げていたことにより、チームからの残留オファーの提案を受け入れないという事態に。

更に、これに目を付けたのがUAE Team Emiratesだったと言う訳だ。

チームからワールドツアー契約を持ちかけられば、シェード・バックスがUAE Team Emiratesに行くのは当たり前だ。

しかも、チームからの条件提示は2年間の契約。開発チームで走ることを考えると破格の条件だ。

 

UAE Team Emiratesの戦力補強

UAE Team Emiratesは2023年シーズンに向けて戦力補強が止まらない。現在25人と契約したが、今年もビックネームを招集している。

 

 

INEOS GrenadiersとLotto Soudalのチームのエースを引き抜いてしまった。さらに、フェリックス・グロスチャートナーとドメン・ノヴァクも強力なアシストとなる。

チームはダヴィデ・フォルモロとヤン・ポランツとも延長契約を結ぶと言われている。彼らを加えると27名と契約となる。

もう、移籍市場にビックネームは残っていないけど、Israel – Premier Techのメンバーを狙っている可能性もある。

Israel – Premier Techが、来シーズンにワールドツアーチームから降格すると、出場レースが限られるので、契約破棄して移籍してくるライダーもいるかもしれない。

ヤコブ・フルサンも降格ならば契約破棄して残りのキャリアを全うすると言っているし。

さて、どうなることやら。更なるビックネームの獲得もあるかもしれない。

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