MTBヨーロッパ選手権で優勝したトム・ピドコック。
東京オリンピックチャンピオンでもあり、当然世界王者への期待は高くなるのは当たり前だ。
MTB世界選手権
トム・ピドコックはスタート位置が後ろなので、トップに出たのは2周目に入ってから。それでも、これだけ早く前にくるのは凄いことだ。
快調にピドコックはトップを快走し始める。
3周目
順位を落としていた、ピドコックはコースを変えて前を抜く作戦に。
トム・ピドコックは一気に先頭に返り咲き。
トップを快走する後ろでは落車も起きる。3番手を走っていたニノ・シューターだ。
5周目
3番手で走るトム・ピドコック。どこでアタックを仕掛けるのか。
6周目
残り1周回で、ニノ・シューターがアタック!
この決定的なアタックにトム・ピドコックは遅れてしまう。
4番手で追うトム・ピドコック。少し前と離れている。
なんと、トム・ピドコックは、木々の間で落車してしまった。
ピットに入って後輪を交換。シクロクロスのように予備のバイクというのはないのか?
トム・ピドコックはボトルの水を飲んで投げすてる。この間にもライダーに抜かれていく。
7周目
追い上げるトム・ピドコックは、今度は木々の間に挟まって動けなくなる事態に。これで、完全に前に追いつくことはなくなってしまった。
こんなミスをするなんて。
優勝は36歳のベテラン、ニノ・シューターが10回目のレインボージャージ獲得となった。
ニノ・シューターは、3 つのオリンピック メダリスト (2016年金、2012年銀、2008年銅)でもあるレジェンドだ。
トム・ピドコックは4位でゴール。常に勝てるとは限らない。今回は2度の落車にパンクで精神的にも切れてしまっている。
2022シクロクロス世界王者は獲得したけれど、MTBの世界王者は持ち越しとなってしまった。
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