Shimanoは、既存のGRX RX825 Di2よりも手頃な価格帯となる「RX717」シリーズを新たにラインナップに加えた。
これは、1×12スピードのDi2システムであり、従来のRX825 Di2と同等の変速性能を維持しつつ、素材や製造プロセスの見直しによってコストダウンを実現している。
Shimanoが新たなGRX Di2コンポーネント「RX717」シリーズを発表したことは、グラベルロード市場におけるSRAMとの競争激化を象徴する動きだ。
特に、価格競争力の強化は、SRAMのApex AXSに対抗するための戦略的な一手と考えられる。
Shimano RX717シリーズ
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コストダウンの具体的内容は、シフトレバーの素材変更、クランクセットの構造変更(中空構造の省略など)、ブレーキキャリパーの素材変更などがある。
これらの変更により、RX717シリーズは、RX825 Di2と比較して、例えばシフトレバーでペアあたり約70gの重量増、クランクセットで約90gの重量増となる見込み。
しかし、この重量増は、価格の大幅な引き下げによって相殺されそう。RX717シリーズは、RX825 Di2よりも約20%安価に設定される予定であり、これは多くのサイクリストにとって魅力的な選択肢となる。
Shimanoのこの動きは、明らかにSRAMのApex AXSを意識したものだといえる。
SRAM Apex AXSは、手頃な価格で無線電動変速システムを提供し、グラベルロード市場で大きな成功を収めている。
Shimanoは、RX717シリーズによって、この価格帯の電動変速システム市場に参入し、SRAMの独走を阻止しようとしているのは明らか。
Shimanoは、RX717シリーズの価格をApex AXSと同等レベルに設定することで、SRAMの強力なライバルとなりえる。
ShimanoのDi2システムは、信頼性や変速性能において高い評価を得ており、価格競争力が加わることで、多くのユーザーをSRAMから奪う可能性がありそうだ。



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