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2021ツール・ド・ポローニュ第5ステージ 最後の登りスプリントの勝者は?

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Deceuninck-Quick-Stepは、昨日デンマークでレムコ・エヴェネプールが独走勝利。ボーランドではジョアン・アルメイダが登りゴールを征して勝利と一日でチーム2勝をあげた。

ミッケルフレーリク・ホノレが逃げ切ったと思ったけれど、ギリギリで捕まったのは残念。キャリア3勝目はおあずけだ。

総合のタイム差は、まだ少ないので逃げ切りステージと言えども気の抜けない展開となりそうだ。

 

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第5ステージ   ホホウフ~ビエルスコビャワ  173km

第5ステージ photo tourdepologne

 

最初の1級山岳を越えると、下り基調なので逃げには持ってこいのコース。まだ、勝利していないチームは全力で逃げにメンバーを送り込んでくるはず。

 

  1. 1級山岳 クロビアルキパス 5.1km・5.1%
  2. 1級山岳 コシエルツ 3.1km・5.1%
  3. スプリントポイント アンドリフフコミューン
  4. 1級山岳 プルゼギベックパス   4.1km・6.5%

 

ゴール手前3km photo tourdepologne

 

ゴール前は、7.5kmの周回を3周。ゴールもラスト2.4kmから登っているのでタイム差がつきやすいすコースだ。スプリンターが残れるかな。

 

アタック合戦

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタート風景。今日も逃げを上手くコントールしないといけない。

 

0kmアタック。

 

数人が追いついて小さなギャップを作る。

 

6人が前に出ている。15秒まで開いたけど、吸収。

  • BOARO Manuele (Astana – Premier Tech)
  • ARROYAVE Daniel (EF Education – Nippo)
  • RENARD Alexis (Israel Start-Up Nation)
  • JORGENSON Matteo (Movistar Team)
  • GOOSSENS Kobe (Lotto Soudal)
  • BOEV Igor (Gazprom – RusVelo)

 

Alpecin-Fenixのジョナス・リカールトが単独アタック。

 

単独で逃げるジョナス・リカールトに後ろから追走がかかる。

 

更に2人が追走。15秒のタイム差を埋めないといけない。だが、二人は追いつく前に集団に吸収される。アタックのタイミングが少し遅かった。

  • PETERS Nans (AG2R Citroën Team)
  • VERVLOESEM Xandres (Lotto Soudal)

 

6人の逃げ

現在、6人だけど決まるかな。

 

集団が追うのを止めたところで、タイム差が広がりだす。

 

集団が見送ったのでタイム差は順調に広がる。

  1. エフゲニー・フェドロフ(Astana – Premier Tech)
  2. ダニエル・アロヤブ (EF Education – Nippo)
  3. ロベルト・パワー(Team Qhubeka NextHash)
  4. エルミス・リエピンス(Trek-Segafredo)
  5. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix)
  6. ルーカス・オウシアン(Poland)

 

1級山岳 クロビアルキパス 5.1km・5.1%

残り125kmで4分15秒までタイム差を開く。最もタイムの良いのは、山岳賞ジャージのルーカス・オウシアン(Poland)で、9分11秒差。総合には関係ない。

 

ジョナス・リカールトが、後ろの二人に向かって引けよと言っている。多分、二人は山岳ポイントのために足をためている。

 

1級山岳トップ通過は、エルミス・リエピンス(Trek-Segafredo)。

  1. エルミス・リエピンス(Trek-Segafredo) 10ポイント
  2. ルーカス・オウシアン(Poland) 7ポイント
  3. ダニエル・アロヤブ (EF Education – Nippo) 5ポイント
  4. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix) 3ポイント
  5. エフゲニー・フェドロフ(Astana – Premier Tech) 2ポイント

 

集団は、イネオスのジャンニ・モスコン先頭で山岳ポイントを通過していく。

 

それにしても、ジャンニ・モスコンを先頭交代要員で使うとはイネオスは贅沢な。モビスターは、マッテオ・ヨルゲンソン、Bahrain Victoriousはケヴィン・インケラーが引いている。

残り89kmで3分25秒。

 

1級山岳 コシエルツ 3.1km・5.1%

先頭からは、ロベルト・パワー(Team Qhubeka NextHash)が切れて5人となっている。

 

1級山岳は、またもエルミス・リエピンス(Trek-Segafredo)が1位通過。

  1. エルミス・リエピンス(Trek-Segafredo) 10ポイント
  2. ルーカス・オウシアン(Poland) 7ポイント
  3. ダニエル・アロヤブ (EF Education – Nippo) 5ポイント
  4. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix) 3ポイント
  5. エフゲニー・フェドロフ(Astana – Premier Tech) 2ポイント

 

スプリントポイント アンドリフフコミューン

集団からモビスターが飛び出したけど、すぐに戻る。

 

スプリントポイントは争うことなく通過。

  1. ダニエル・アロヤブ (EF Education – Nippo) 3ポイント
  2. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix) 2ポイント
  3. ルーカス・オウシアン(Poland) 1ポイント

 

イネオスが先頭に集まってきた。山岳で攻撃するのか?

 

1級山岳 プルゼギベックパス   4.1km・6.5%

登りでジョナス・リカールトがアタック!

 

後続を引き離して単独となる。

 

だが、後ろから山岳賞のルーカス・オウシアン(Poland)が追いついてくる。

 

ルーカス・オウシアンが前に出る。なんとしても、山岳ポイントが欲しい。

 

1級山岳はルーカス・オウシアンが1位通過。

  1. ルーカス・オウシアン(Poland) 3ポイント
  2. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix) 2ポイント

 

下りで、ルーカス・オウシアンは逃げるのを止めて、ジョナス・リカールトが単独となる。

 

残り31.1kmで42秒なので逃げ切れることはない。

 

下りで3人が追いついてきた。また4人に戻りそうだ。

 

ジョナス・リカールトは、後ろを待って合流。4人となってゴールを目指す。

  1. エフゲニー・フェドロフ(Astana – Premier Tech)
  2. ベルト・パワー(Team Qhubeka NextHash)
  3. エルミス・リエピンス(Trek-Segafredo)
  4. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix)

 

周回コース

先頭は周回コースに入った。あとは、どこまで逃げれるかだ。

 

集団はイネオス先頭で追い詰めていく。

 

残り15.7kmで48秒。かなりゴール近くまで逃げれそう。

 

残り2周だ。

 

後ろに集団が見えてきた。

 

11秒差。すでに射程圏内に捉えられた。

 

あと5秒となった。

 

ここで、ジョナス・リカールトが最後のアタック!

 

 

ジョナス・リカールトは、最初のアタックから最後のアタックまで一人で頑張る。

 

あ~、だが残り3.4kmで捕まり、手を出して前に行けと指示。

 

残り3.1km。各チームが全開でゴールを目指す。イネオスは、オウェイン・ドゥールがミハウ・クフィアトコフスキを引く。

 

集団後方では落車発生。中央分離帯の標識にぶつかったようだ。

 

ゴールが登っているので横一線になる。

 

登りなのだけど、BORA-hansgroheのライダーがハウスして落車。この場所で数人が落車してしまう。

 

20数名がゴールに向かってなだれ込む。

 

 

登っているので、皆に勝機がある。

 

最後は、ハンドルを投げた。マテイ・モホリッチが追い込んできたが、勝ったのは誰だ?

 

先にゴールしたのは、Team DSMのニキアス・アルントだ~!

2021ジロでも3位が2回。今シーズンの初勝利でキャリア7勝目。チームにとっても貴重な5勝目となった。

総合の行方は、明日の個人タイムトライヤルで決まりそうだ。

 

こちらはユーザー作成のハイライト動画

 

リザルト

第5ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 ARNDT Nikias
Team DSM 50 50 4:02:20
2
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 20 30 ,,
3
 OLDANI Stefano
Lotto Soudal 8 18 ,,
4
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step   13 ,,
5
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates   10 ,,
6
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   7 ,,
7
 DEKKER David
Team Jumbo-Visma   4 ,,
8
 STEWART Jake
Groupama – FDJ   3 ,,
9
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team   2 ,,
10
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step   1 ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 8 22:54:44
2 2
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   0:02
3 3
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates   0:14
4 4
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   0:21
5 7 ▲2
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   0:32
6 8 ▲2
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe   ,,
7 6 ▼1
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious   ,,
8 9 ▲1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team   0:36
9 10 ▲1
 WELLENS Tim
Lotto Soudal   ,,
10 11 ▲1
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step   0:37

マテイ・モホリッチがボーナスタイム獲得で、アルメイダまで2秒とせまる。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 2 ▲1
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 68
2 1 ▼1
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers 67
3 3
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 65
4 4
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates 61
5 5
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 38
6 6
 SMITH Dion
Team BikeExchange 38
7 12 ▲5
 DEKKER David
Team Jumbo-Visma 36
8 11 ▲3
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step 34
9 23 ▲14
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 32
10 7 ▼3
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 32

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 OWSIAN Łukasz
Poland 50
2  
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo 30
3  
 RICKAERT Jonas
Alpecin-Fenix 22
4 3 ▼1
 ARROYAVE Daniel
EF Education – Nippo 22
5 6 ▲1
 FEDOROV Yevgeniy
Astana – Premier Tech 9
6 2 ▼4
 PALUTA Michał
Poland 8
7 4 ▼3
 VALTER Attila
Groupama – FDJ 6
8 5 ▼3
 PÖSTLBERGER Lukas
BORA – hansgrohe 5
9 7 ▼2
 CONCA Filippo
Lotto Soudal 5
10 8 ▼2
 CANOLA Marco
Gazprom – RusVelo 5

 

 

 

 

 

 

 

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