2022 ブエルタ・ア・ブルゴス第1ステージ　　新城幸也出場　ブエルタの前哨戦か?

スペイン北部のブルゴス県で行われる5ステージのレース。Vuelta a Burgos(2.Pro)。

ブエルタ・ア・エスパーニャの調整レースとして出場するライダーが多い。エガン・ベルナルが復帰レースとして出場の噂もあったけれどなし。

 

逆にAstana Qazaqstan Team から一時停止を受けていたミゲルアンヘル・ロペスは出場となった。

 

過去の優勝者

• 2021　ミケル・ランダ
• 2020　レムコ・エヴェネプール
• 2019　イバン・ソーサ
• 2018　イバン・ソーサ
• 2017　ミケル・ランダ
• 2016　アルベルト・コンタドール
• 2015　レイン・タラマエ
• 2014　ナイロ・キンタナ
• 2013　ナイロ・キンタナ
• 2012　ダニエル・モラノ　2018引退

 

昨年に続いて新城幸也が出場。これはブエルタ・ア・エスパーニャに出場するための調整となるのか?

 

第1ステージ　ブルゴス～ブルゴス　157k

 

ブルゴスの大聖堂でスタートし、ブルゴスのエル カスティーヨ近くでフィニッシュするステージ。ゴールも1km手前から登っており、石畳の登りの部分もある。最後に勝利するのはだれだろう。

 

1. 1級山岳  アルトテロ   8.4km・5.9%
2. 3級山岳  アルト・デル・カスティージョ 1.1km・6.1%

 

注目のライダーは

 

スタート前

ブエルタ・ブルゴスも最後の出場となるアレハンドロ・バルベルデ。今回は、イバン・ソーサとどちらがエースとして走るだろう。

 

Astana Qazaqstan Team のミゲルアンヘル・ロペスは出場出来るようになって良かった。是非良い走りを。

 

新城幸也は、日本チャンピオンジャージとなったので分かりやすくていい。ミケル・ランダの活躍によっては、集団先頭で姿が見られるはず。

 

ミケル・ランダ、ヴィンチェンツォ・ニバリが先頭。

 

ブルゴス大聖堂からスタートだ。

 

3人の逃げ

3人が最大8分30秒のタイム差を貰って逃げている。

1. ヘスス・エスケラ(Burgos-BH)
2. ザビエル・ミケル・アズパレン(Euskaltel – Euskadi)
3. ディエゴ・パブロ・セビージャ(EOLO-Kometa)

 

1級山岳  アルトテロ   8.4km・5.9%

頂上手前でダッシュ。

 

登りの頂上で遅れてしまう。ザビエル・ミケル・アズパレン(Euskaltel – Euskadi)が遅れてしまう。

 

集団はBahrain Victorious、Quick-Step Alpha Vinyl Teamが引く展開。残り75.9kmで5分49秒差。

 

集団先頭はAstana Qazaqstan Team に。

 

追いついたEuskaltel – Euskadiのザビエル・ミケル・アズパレンが逆にアタック。3人は仲が悪いのか?

 

後続の二人に20秒のタイム差をつけた。だが、途中で足を止める。

 

また、先頭は3人に戻る。

 

新城幸也は集団の2番手に上がってきた。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamも集団牽引に加わる。

 

新城幸也が集団牽引かと思ったら、ボトルを貰いに前に出ただけだった。

 

INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスは、かなり身体が絞れている。デビュー当時とは大違いだ。現在はスペインチャンピオンジャージを着ている。

 

新城幸也は集団の3番手で待機中。Bahrain Victoriousの先頭はハーマン・ペーンシュタイナー。168cmと背の低いライダーだ。

 

ミケル・ランダは、新城幸也の後ろにいる。ジロでは総合3位と素晴らしい走りを見せてくれた。続く、ブエルタではどうだろうか。

 

新城幸也は、ボトルを取るために集団後方に。

 

先頭は残り44kmで1分5秒と急速にタイム差を縮められてきた。

 

集団先頭はQuick-Step Alpha Vinyl Teamのピーター・セリー。45秒まで詰めてきた。射程圏内だ。

 

新城幸也は、またボトル運び。ポケットにボトルを詰め込んでいる。

 

ジョアン・アルメイダは集団復帰中。

 

新城幸也は、集団最後尾。ミラル・ランダなども後ろにいる。

 

先頭3人が足を止めた。この後、吸収されて逃げは消滅。

 

集団は横一列となる。

 

3級山岳  アルト・デル・カスティージョ 1.1km・6.1%

GARCÍA PIERNA Raúl(Equipo Kern Pharma)がアタック!

 

これはかなり引き離した。

 

ミケル・ランダ、ヴィンチェンツォ・ニバリなどが追う。

 

そのままトップ通過。

 

先頭は捕まった。

 

次々とアタックがかかるが決まらない。もうゴールが近い。

 

残り7.8km。Trek-Segafredoが先頭を固める。

 

残り4.8kmではUAE Team Emiratesが先頭に。もう位置取り争いだけだ。

 

さあ、ゴール前でEF Education-EasyPostが先頭を固める。誰で勝負するのか?

 

さらにJumbo-Vismaが先頭に。

 

残り1kmを切ってまだJumbo-Vismaが先頭。

 

さあ、誰が飛び出すか?

 

最後の登りでEF Education-EasyPostが先頭に。ルーベン・ゲレイロか。

 

ここで、Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴがアタック!

 

これは勢いがある。

 

20mほど引き離した。まだ500mもある。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは石畳の登りを爆速のペースで上がる。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、完全に抜け出した!

 

後続は100m後ろだ。テイオ・ゲイガンハートが追っている。

 

これはいったか?

 

物凄いスピードだ。

 

最後のきつい勾配をダンシングで駆け上がる。だれも、後ろから見えてこない。

 

テイオ・ゲイガンハートが追うが距離がある。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、ゴールに単独で帰ってきた。

 

ゴール前で後続を確認。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、天を指さしてゴール～!

この単独の抜け出しは素晴らしかった。かなり長い距離をこのスピードで最後まで走り抜けるとは凄いことだ。

2位のルーベン・ゲレイロに3秒のタイム差をつけた。サンティアゴ・ブイトラゴは、2022ジロ第17ステージに続いて今シーズンの3勝目となった。

 

YouTube

作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

www.youtube.com

 

リザルト

第1ステージ　リザルト

サンティアゴ・ブイトラゴのコメント

ステージ優勝できて、とてもうれしい。ブルゴスで優勝できたことは、私にとって特別なことです。

300mを通過したとき、追いつかれるかと思った。振り返らなかったが、近くにいることはわかった。最後の20mで、フィニッシュラインを見たとき、この勝利は私のものだと確信したんだ。

土曜までリーダージャージを守れるようにしたい。まだまだ大変な4日間が続きます。

 

新城幸也は、2分12秒遅れの83位でゴール。明日から集団牽引だ。

総合

ポイント賞

頼むからもう少し長くポーズを取って貰いたい(^^;

山岳賞

新人賞