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2025 ドワルス・ドール・フラーンデレン 何故、ワウト・ファンアールトがスプリントで?

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UnsplashKelly Sikkemaが撮影した写真
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Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトは、残り94kmから集団先頭に立ち攻撃の姿勢を見せ始める。

そして、残り71kmからTeam Visma | Lease a Bikeは総攻撃を開始。エドアルド・アッフィニが全開で集団から抜け出すスパート。

その後ろを、ワウト・ファンアールト、ティシュ・ベノート、マッテオ・ヨルゲルソンが続く。完璧な抜け出しをみせたところで、エドアルド・アッフィニが離脱。

3人は先頭集団に追い付き、ニールソン・ポーレスだけがゴールまで道連れとなった。この時点で誰もが、どう考えてもワウト・ファンアールトがスプリントで勝つシナリオが描けたはず。

誰もが最後のゴールシーンを期待していたが、結末はTeam Visma | Lease a Bikeにとって最悪のものとなってしまった。何故、ワウト・ファンアールトがスプリントで負けたのか。その秘密が明かされている。

 

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ワウト・ファンアールト

 

スプリントで負けた理由は公式サイトに簡潔に書かれている。ワウト・ファンアールトは、スプリントの最中に足の痙攣に見舞われたのだ。そのため、最後のスピードがニールソン・ポーレスに及ばなかった。

 

ワウト・ファンアールトのコメント

前に4人いて、そのうちの3人がウチのチームの選手だった場合、勝たなければ常にミスを犯すことになる。

この損失の責任はすべて私にある。 私はスプリントにすべてを賭ける決断をした。チームに最後のコントロールを任せ、ゴールまで導いてくれるよう頼んだ。

私はスプリントで勝てると確信していた。でも、緊張してしまった。ポーレスの方が強かった。決勝では自分勝手だった。 本当に勝ちたかったんだ。特に昨年は批判を浴び、不運に見舞われたので。一度だけ、自分自身について考えた。

(ため息)それは大きな間違いだった。私はそういう人間ではない。とてもがっかりしている。

 

チームが別のアプローチをすべきだったのですか?

チームとして勝つ可能性が最大限高くなるよう常に気を配らなければならない。我々はそれを怠った。その責任は私にある。

チームは私に電話をかけるべきではなかったのか?私は完走できると確信していたので、彼らは私について来たのだ。

本当に、彼らのせいではない。私は気楽に考えすぎて、ハイリスクなゲームをプレイしてしまった。それを正当化することはできない。

 

チームは最後のスプリントまで完璧なレースを展開してましたが。

それは本当だ。だが私にとっては結果は良くない。 このことの良い面がわかるまでには、しばらく時間がかかるだろう。

 

2位となったティシュ・ベノート

 

ティシュ・ベノートの最後の引きが短ったのだろうか。ここまで逃げに全開の走りを見せていたので、これが精いっぱいのスピードだったのだろう。

昨年はマッテオ・ヨルゲルソンのためにアシストして4位。自分でも勝利を狙える足はあるのだけれど。

 

ティシュ・ベノートのコメント

いいレースができたと思う。クラシックレースで初めて計画を実行できた。ほぼ完璧だった。昨年の出来事の後、最終ラップでは全員がワウトの勝利を望んでいた。

 

それで、3人にとって何が悪かったのでしょうか?

少し楽をしすぎた。振り返ってみると、最後の5kmでニールソンを攻撃すべきだった。追っ手がそれほど後ろにいなかったので、それ以前はまだリスクが大きすぎた。

ワウトに、ニールソンを連れていくにはリスクが大きすぎると思わせたかった。

なぜその決断をしたのか?もちろん、それは成長したからだ。マッテオは昨年優勝し、私はテネリフェ島でワウトと長い時間を過ごしたばかりだ。私は自分が望む以上に彼に勝ってほしかった。

本当に彼の勝利を見たかったが、それは愚かな決断だった。ニールソンの功績だ。彼はとても強く、たくさん走った。私たちは彼にもっとプレッシャーをかけるべきだった。

 

しかし、このレースではTeam Visma | Lease a Bikeが以前のように支配してましたね。

ようやく自分たちの好きなようにレースをすることができた。クラシックレースではしばらくそれを求めていたが、今日は成功した。完走に値したし、全体として幅広さにおいて非常に強いと言える。

 

マッテオ・ヨルゲルソン

 

昨年は、ワウト・ファンアールトがカナリエベルクの下りで大落車。かわってマッテオ・ヨルゲルソンが勝利したけれど、今年は復活の意味も込めてチームはスプリントにかけた。

ゴールでは最終コーナーをマッテオ・ヨルゲルソンがリード。勝利を託したのだが。

 

マッテオ・ヨルゲルソンのコメント

残り10kmまでは美しいレースができた。 ワウトとスプリントを狙おうと決めたが、それは間違った判断だった……そのことは正直に言っていい。

また、ニールソンを過小評価していた。 ニールソンのスプリントは本当に素晴らしかった。ニールソンの速さ、爆発力は知っている。

だが、アタックする代わりにスプリントをしようと決めていた。 あるポイントでのギャップに超自信がなかったから下した決断で、間違った判断を下してしまった。 彼はずっと助けてくれていた。

最終ラップの向かい風と後ろからの集団にかなりナーバスになっていたんだ。 ティシュ・ベノートと僕を使って、もう少しウウトに賭けることにしたんだ。

 

一方では2022年、2023年シーズンを彷彿とさせる集団の強さを見せたが、戦術的な判断ミスがあったということですか?

オープニング・ウィークエンド以来、毎レース少しずつ改善してきたし、そこから改善するのはそれほど難しいことではなかった。

 

ニールソン・ポーレスをゴールまで連れて行ったことが戦術ミスだったと結果を見るとそうなる。だが、後ろとのタイム差は40秒程度でそれほど大きくはなかった。

前でアタック合戦をしていたら追いつかれた可能性もあっただろう。もし、タラレバはないけれど、ワウトの足が痙攣しなければ勝てていた可能性は高い。

この敗戦から立ち直るのは容易ではないだろう。

 

 

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