2023-2024 Exact Cross第4戦ロエンハウト マチュー・ファンデルプールを止めるの誰だ?

Exact Crossの第4戦ロエンハルトはベルギーで開催。クリスマス週間のシクロとなる。

Exact Crossは7戦ありこれまで3戦が終了。第3戦のモルではマチュー・ファンデルプールがワウト・ファンアールトを圧倒して優勝している。

 

第4戦　ロエンハウト

 

コースの特徴は、サッカー場の周りにある長いストレートで、スピードを出すことができる。さらに、より多くの困難な道路とアスファルトストリップがある。

自然の障害物、森の中の技術的な通路、いくつかの橋、そして、2004年から導入されている象徴的なWashbord(洗濯板)もある。コースは毎年一緒だが、雨のためにとても厳しくなっている。

 

女子エリート

3度の世界王者サンヌ・カントと手前のマノン・バッカーの戦いとなるか。

 

さあ、雨の中スタート。

 

誰がトップでフィールドに飛び出すか。

 

サンヌ・カントが3番手、マノン・バッカーは4番手。後ろに、アンナ・ケイも見える。

 

チェコのクリスティナ・ゼマノワがトップ。マノン・バッカーが続く。

 

サンヌ・カントは、もう離されているのか、姿が見えない。

 

マノン・バッカーがトップに立つ。

 

サンヌ・カントが戻ってきた。

 

洗濯板に入った。

 

チェコのクリスティナ・ゼマノワは20歳。チェコの2023チャンピオンだ。

 

残り3周

サンヌ・カントがトップに立ってゴールラインを通過。

 

マノン・バッカーがバイク交換せずにトップで走り続ける。

 

マノン・バッカーがわずかにリード。

 

アスファルト部分で3人が元に戻る。

 

おっと、ここでサンヌ・カントがスパート。

 

3人の中でマノン・バッカーだけがバイク交換。ここでマノン・バッカーは遅れた。

 

マノン・バッカーは遅れた。

 

残り2周

クリスティナ・ゼマノワが前に出る。マノン・バッカーは11秒遅れた。

 

サンヌ・カントがパワーで押し切り始めた。

 

サンヌ・カントが後ろを確認して、更に踏み込む。ここが勝負所だ。

 

サンヌ・カントが勝利すると久々となる。

 

クリスティナ・ゼマノワは少しずつ離されている。

 

残り1周

サンヌ・カントがクリスティナ・ゼマノワを10秒引き離してラスト周回に。

 

もう、かなりのリードをサンヌ・カントが築いた。

 

クリスティナ・ゼマノワは2位を確保だ。

 

マノン・バッカーはペース配分を誤ったのか。単独3位で走行。

 

サンヌ・カントが今シーズンの初勝利。ロエンハルトでの勝利は、6年振り5回目。ベルギータイトル以外では、実に2年2か月振りの勝利となった。

 

15回のベルギー王者、そして2017年から3年連続の世界王者でも勝利は嬉しいものだ。キャリア124勝目だ。

 

2位には20歳のクリスティナ・ゼマノワが入った。

 

3位はマノン・バッカー。

 

リザルト

優勝したサンヌ・カントのコメント

今年、私はUCIクロスを獲得した。クロスを獲得するのは久しぶりだった。それはとても助かる。本当に勝ちたかったが、私はここで3日連続で乗った数少ないうちの1人だった。

だから最初は半信半疑だった。

昨日のディーゲムでも前でスタートを切りましたね。

昨日もとても遅くなってしまい、マッサージをする時間がなかった。だから、この足でなんとかしなければならない。偵察中に、それが困難になっていることに気付いた。

幸いなことに、私は自分のことをすることができた。

ベルギー選手権は、大きな目標ですか？

ベルギー選手権ではいつも優勝候補としてスタートすると思う。それでも、追加利益が私のキャリアを変えるわけではない。BKジャージを14回連続で着ることは素晴らしい成果だ。

しかし、私にとっては欧州選手権とワールドカップでの勝利の方が重要だ。ジャージが15枚でも16枚でも10枚でも、大きな違いはない。

 

2位のクリスティナ・ゼマノワのコメント

今日はとても良い気分だった。とてもいい雰囲気だったが、サンヌの方が単純に良かった。彼女はとても力強い走りをした。最初のラウンドでは、彼女はマノンと協力したいと考えていたが、その後、私はサンネと去った。

その後、彼女はさらに速く運転し始めたので、私は本当についていけなかった。

今シーズン、主にターボルでのワールドカップに焦点を当ててますね。母国で自分自身を見せたいと考えてますか?

今シーズン、世界選手権は私にとってホームレースとなる。そこで表彰台を目指して戦いたいが、もちろん良いライバルはたくさんいる。それでも、それが今シーズンの私の大きな目標です。

 

3位のマノン・バッカーのコメント

事前にもっと期待していた。なので満足とは言えない。通常、2日間のシクロクロスの初日は私にとって良くないが、今日もそれが当てはまることが判明した。

第3ラウンドで優勝争いから脱落せざるを得なかったですね。

サンヌは深い泥の中でより力を発揮した。最初の周では私がリードしていたが、そうすべきではなかったかもしれない。もっと大きな声でもいいのではないかと思った。

それは賢明ではなかったかもしれない。技術的な部分で先頭に立ちたかったが、それはサイクリングというよりは歩くようなものだった。だからそれは私にとって何の役にも立たなかった。

 

 

男子エリート

マチュー・ファンデルプールのレース前コメント

彼らはまだ私の白いジャージをきれいにすることができるだろうか？彼らは試みるだろうが、本当に白いのか？それが問題だ(笑)。 

昔ながらの泥んこクロスになるだろう。雨がかなり激しく降ったので、結果は目に見えてわかるだろう。

今日午後のローエンハウトでの世界チャンピオンの戦術はどうなるでしょうか？

昨日は待っていたが、今日は少し様子が違う。ここではむしろ私が先頭に立ちたい。これにより、独自のトラックを選択するのが少し簡単になる。でも、明日のハルストに向けて、できるだけ経済的にこの状況を乗り切りたいとも思っている。

チームメイトのニルス・ファンデプッテ、ジャンニ・フェルメルシュに期待したい。1 時間丸々一人で運転するのが必ずしも最善の選択とは限らないからだ。私がどう感じるか見てみよう。

 

マチュー・ファンデルプールは、ナイロクロスを終えて、短い夜だったとも言っている。今日はライバルはいないかな。

 

マチュー・ファンデルプール先頭でスタート。後ろで落車が～。

 

なんとLotto-Dstnyのフロリアン・フェルメルシュが巻き込まれている。半分くらいが巻き込まれて、ゼネク・スティバルも足止め。

 

フロリアン・フェルメルシュは、腕を抑えているが大丈夫だろうか。

 

マチュー・ファンデルプールは3番手に。

 

無理をしていない感じだ。

 

マチュー・ファンデルプールは、梁でトップにたつがすぐに2番手に戻る。

 

トップは、スペインのフェルペ・オルツ。

 

マチューは、以前2番手。チームメイトがそばにいない。

 

マチューの周りのメンバーは嬉しいのでは。世界王者と同じ場所で走れるチャンスは中々ない。

 

ニルス・ファンデプッテとジャンニ・フェルメルシュがマチューの後ろまで追いついた。

 

残り5周

おっと、マチューの前で落車。マチューは、少し止まって迂回。

 

トップは、スイスのルエッグ・ティモン。

 

マチューはまだ待機。3番手はライアン・カンプ。

 

洗濯板を通過。先頭は5人くらいか。

 

ゼネク・スティバルも走っている。

 

残り4周

ジャンニ・フェルメルシュが追いついてきた。

 

ジャンニ・フェルメルシュが先頭を引く。

 

マチューは、うまくジャンニ・フェルメルシュの後ろに入る。

 

ジャンニ・フェルメルシュがマチューのために先頭を引き続ける。

 

ジャンニ・フェルメルシュは全快の引きで後続を引き離していく。

 

バイク交換したマチューが前に。

 

おっと、加速だ。

 

もう、マチューが飛び始めた。抜け出す時のスピードはいつも強烈だ。

 

これまでの洗濯板のスピードではない。

 

残り3周

ジャンニ・フェルメルシュは、抑えにはいった。すでに14秒差。

 

マチューがカーブで滑ってしまう。あまり無理する必要はない。

 

マチューはランニングも速い。

 

また、雨が降りだす。

 

ライアン・カンプが2番手に。フェリペ・オルツ、ジャンニ・フェルメルシュと続く。

 

あとは、ペースを考えて省エネで走る必要がある。明日は、サラ足のライダーとハルストで対戦だ。

 

残り2周

マチューは2位以下を43秒引き離して通過。

 

フェルペ・オルツが単独2位に。

 

表彰台争いは、ライアン・カンプとジャンニ・フェルメルシュ。

 

ジャンニ・フェルメルシュが追いついて2位に上がる。

 

このまま行けばAlpecin-Deceuninckでワンツーフニッシュとなるが。

 

ジャンニ・フェルメルシュがライアン・カンプを離している。

 

残り1周

ジャンニ・フェルメルシュは、前でマチューが逃げているので先頭交代する必要がない。最後にスパートできる。

 

マチューはゴールを目指すだけだ。

 

ジャンニ・フェルメルシュはバイク交換しない。

 

ジャンニ・フェルメルシュは2位を確保できるか。

 

マチューは、合間に練習するのが難しいといっていたけど、レースが連続するのでいらないと思うけど、それでは足らないのかしれないですね。

 

2位争いは熾烈。

 

3位にライアン・カンプが上がってきた。

 

マチューは単独でゴール前に。

 

観客とタッチする余裕の時間もある。

 

マチュー・ファンデルプールは、ジャンニ・フェルメルシュのアシストもあり見事に独走勝利を飾った。今シーズンは6戦して6勝だ。今夜は母親の誕生日を祝えそうだ。

 

ジャンニ・フェルメルシュがロングスプリントに。

 

ジャンニ・フェルメルシュは、マチュー・ファンデルプールとのワンツーフニッシュを決めた。

 

3度の世界王者のゼネク・スティバルは13位でゴール。

 

リザルト

優勝したマチュー・ファンデルプールのコメント

これは昔ながらの泥のクロスだった。私はそれをするのが好きなんだ。残したい作品は何もなかった。グループは当初、大きすぎるままだった。

チームメイトのジャンニ・フェルメルシュがクロスの最前線に戻ることができたのは良かったですか?

もう少し薄くしたかった。だからジャンニが戻ってきて良かった。それでも、逃げたかった。ハンドルの制御力が低下する。そうなると、自分がどこを運転しているのかがはっきりと見えなくなる。

自分が一人で主導権を握ったとき、自分の仕事をすることができ、物事はより良くなった。

今夜、私たちはすでに明日に予定されているハルストでのワールドカップに向けて充電する。ゆっくり食事とマッサージをしてくる。それから、寝る時間だ。昨日の疲れを少しでも取り戻さなければならない(笑)。

 

2位のジャンニ・フェルメルシュのコメント

本当に驚いている。今日は表彰台に上がれるとは思っていなかった。トップライダーが何人かスタート地点にいなかったから、いいパフォーマンスをしたかったんだ。今週は少し体調が悪かったので、待つばかりだった。それでも、今日は表彰台に上れた。

今週初めに食中毒に見舞われそうですが、今年の好成績はクロスへの新しいアプローチのおかげなんでしょうか?

チームとクリストフ・ルードフトと一緒に、より多くのクロストレーニングを行なった。昨年はクロストレーニングをしていなかったので、残念な結果に終わってしまった。今は去年の悔しさを晴らすことができる。

ムールベケでのベルギー選手権の目標は?

特に楽しみにしている。前回は5位か6位だったし、今は調子がいい。だからいい結果を期待している。

 

3位のフェルペ・オルツのコメント

今日は速く走ることができたし、感触も良く、最初からモチベーションが高かった。直線までスプリントでライアン・カンプと戦い続けなければならなかったが、もう一度表彰台に上がりたいと強く思っていた。

結局のところ、昨日は家族にとって最悪の日だった。私の叔父は残念ながら亡くなった。

スペインのクロスはこことは違う。特にアリカンテ地域では、非常に乾燥した牧草地が頻繁に発生する。それをここローエンハウトの泥と比較することはほとんどできない。でも、泥の中にいるのも同じくらい気持ちいいんだ。

もし、マチュー・ファンデルプールのすぐ後ろでフィニッシュできれば、ワールドカップの表彰台も夢見ることができるだろうか？

ファンアールトとピドコックがい​​ない状況ではチャンスかもしれない。私だけでなく、私と同じレベルの多くのライダーにとっても。私が特に気に入っているのは、ワールドカップがベルギーとオランダの近くで開催されることは二度とないということなんだ。

誰もがその長い旅をしなければならないので、私たちは平等の武器を持って戦わなければなりません。マチューに関してはどうすることもできないだろうけど。

彼は別のレベルにいます。彼は私の家の近くでよくトレーニングしますが、一緒に走ったことはありません。たぶん、それをやるべきだと思います（笑）