フロリアン・セネシャルは、2018年にウルフパックに参加して以来、チームのメンバーとして、世界で最も成功したチームと新しい契約を結んだ。
現在では、スプリントの重要なリードアウトの一人として、ミケル・モルコフと共に活躍している。2021ブエルタで、ファビオ・ヤコブセンの勝利を助けたリードアウトは見事だった。
2年の延長契約
The adventure continues with @deceuninck_qst 🐺
From a very young age I have dreamed of riding for this team, it’s amazing for me to be where I am and to continue with these teammates and staff.
I have great ambitions for the next two years and I thank the team for their trust. pic.twitter.com/NHIp0HAysS
— Florian Senechal-Staelens (@flosenech) September 10, 2021
フロリアン・セネシャルは、2012年にOmega Pharma – Quick-Stepでテスト生として採用されている。すでにウルフパックには目をつけられていた訳だ。
ただ、この時には正式採用とはならず、2014年からCofidis, Solutions Créditsで3年間走っている。
フロリアン・セネシャルと言えば、2021ブエルタ・ア・エスパーニャで、ファビオ・ヤコブセンにかわってスプリント勝利を得た第13ステージが思い出される。
スプリント力があるからこそ、とれた勝利だ。だが、いつもこのように代役で成功する訳ではない。
2020クラシカ・デ・アルメリアでは、マーク・カヴェンディシュがパンクで遅れたために、ラスト4kmでスプリントを任された。
だが、流石にそれまでアシストで足を使っていてはベストなスプリントは出来なかった。
フロリアン・セネシャルは、他のチームならば、エーススプリンターの座を得ることも出来るほどの力を持っている。だからこそ、チームのリードアウトとして、大きなレースでも勝利に貢献することが出来る。
これまでのキャリアは3勝だが、クラシックでも力を見せており、更に勝利数が増えることは間違いない。
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