シクロクロス世界王者に3年連続で輝いているワウト・ファン・アールト。
2018年はロードレースでも存在感を示し、ストラーデビアンケ3位、ロンド・ファン・フラーンデレン9位、パリ~ルーベ13位、ヨーロッパ大陸選手権ロードレース3位、ポストノルド・デンマークルント総合優勝と、ロードでも素晴らしい成績を残している。
そんな彼が言うには、シクロクロスからロードへの切り替えは頭の中の問題だと言っています。
精神的なものだけなのでしょうか?
ワウト・ファン・アールト
ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)は、1994年9月15日生まれの25歳。
ベルギー、ヘーレンタルス出身。184cm。66kg。
シクロクロス世界選手権男子エリートレースの2016年から2018年まで3年連続の優勝。シクロクロスでの勝率は圧倒的。その勝利数も凄まじい。
契約問題で、ベルギーのプロコンチネンタルチームであるVeranda’s Willems-Crelanともめていたが、ようやくTeam Jambo-Vismaと契約完了。
Team Jambo-Vismaの北のクラシック担当として活躍が期待される。
Strade Biancheでの切り替え
2018年のStrade Biancheでは、途中ロマン・バルデと二人で先頭を走っていた。
最後は、
今年のStrade Biancheでは昨年よりも更に順位を上げたいとワウト・ファン・アールトは考えている。
ワウト・ファン・アールトが言うには、精神的側面がシクロクロスからロードへの移行において最も難しい部分であると言っている。
Dude is simply amazing. Mind-blowing save from @mathieuvdpoel #GPSvenNys #cyclocross #MVDP pic.twitter.com/kN3Wfy0qXq
— Cycleboredom (@Cycleboredom) 2019年1月1日
「それほど難しいことではありません。長い時間バイクで走るだけです」
とStrade Biancheの砂利の試走を終えた後に語った。
「実は冬の間シクロクロスで強度を保っていたので身体の準備は楽です。ロードは長いから楽しいよね。難しいのは頭の中の切り替えだけかな。
シクロでは逃げだけを打たれないだけを考えていれば良かった。ロードでは全力でアタックするタイミングを判断しないといけないからね」
「それは普通の質問だけど、私はWorldTourチームの一員だからね。昨年のチームの経験からするとチームの力はとても優れているから問題ないんじゃないかな」
Jumbo-Visma 2019 Strade Biancheのスタートリスト
- Floris De Tier
- Lennard Hofstede
- Neilson Powless
- Antwan Tolhoek
- Wout van Aert
- Taco van der Hoorn
- Danny van Poppel
基本的にシクロクロスは自分との1時間の戦いだとファン・アールト。
ロードでは、常にリラックスして楽しむようにしているそうだ。レース中でもできるだけ会話したり笑ったりしている。
こうすることで時間感覚が早くなるし、ハードなセクションのためにメンタルエナジーをセーブしておけるらしい。
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