2022年もワールドツアーで走るためにメインスポンサーを探していたTeam Qhubeka NextHash。
だが、UCIはTeam Qhubeka NextHashのワールドツアーライセンスを拒否することを確認した。こうなるとチームは消滅となってしまうかもしれない。
チームは消滅か
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チームからはツイッターとインスタで短く声明が出ている。
本日発表されたUCIのプレスリリースによると、当社は2022年のワールドツアー・ライセンスの登録を拒否されたとのことです。
私たちは、自転車を通じて人々の生活を変えるという目的のために、今後も努力を続けます。皆さまからの変わらぬご支援、ご声援、誠にありがとうございました。
現段階では、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。
チームは2020年からスポンサーシップの混乱に陥っている。
NTTがスポンサーから撤退し、シーズンの非常に遅い時期に、ASSOSはチームを救うために土壇場のスポンサーとして参加。
ツール・ド・フランス直前に暗号通貨会社であるNexthashがスポンサーとして加わったので安心かと思われたけれども、8月から給料未払いの問題などが発生していた。
GMのダグラス・ライダーは残念ながら期日までに、スポンサーシップを確保できなかった。
現在、契約されていたスポンサーは
- Mercedez-Benz
- ASSOS
- BMC
- Burberry
ベンツは、今後3年間の滞在を約束し、チームに車両を提供することで合意に達していた。具体的には、27台のクルマと一部のバスやトラックを提供。
スイスのアパレルブランドASSOSも3年間、チームにウェアを継続する予定だつた。
また、BMCは、チームがワールドツアーで継続する場合、バイク供給を継続することを約束していたのだけど。
Team Qhubekaの開発チームは継続されると言っていたけど、これもどうなるかわからない。
残っているライダーは
現在チームの存続を期待して残っていたライダーは
- ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ
- サイモン・クラーク
- ロバート・パワー
- コナー・ブラウン
- セルジオ・エナオ
- レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ
- カルロス・バルベロ
- ニコラス・ドラミニ
- キリン・フランキニー
- アンドレアス・ニールセン
- ディラン・サンダーランド
- エミル・ヴィンイェボ
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、チーム存続を願っていたのだけど。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、チームが存続しない場合のプランBはないと言っているので、引退するかもしれない。
ライセンスを認められたワールドチーム
The 2022 UCI WorldTeams! 🌎#UCIWT
— UCI (@UCI_cycling) December 9, 2021
UCIは、2022年の男性のワールドチーム、女性のワールドチーム、およびPro Teamsのライセンスを発表した。
男子のワールドチームは
- AG2R Citroën
- Astana Qazaqstan
- Bahrain Victorious
- BikeExchange-Jayco
- BORA-hansgrohe
- Cofidis
- EF Education-Nippo
- Groupama-FDJ
- INEOS Grenadiers
- Intermarché-Wanty-Gobert
- Israel Start-Up Nation
- Jumbo-Visma
- Lotto Soudal
- Movistar
- Quick-Step-Alpha Vinyl
- Team DSM
- Trek-Segafredo
- UAE Emirates
女子のワールドツアーチーム
- EF Education-Tibco-Silicon Valley Bank
- Human Powered Health
- Roland-Cogeas-Edelweiss Squad
- Team Jumbo-Visma
- Uno-X Pro Cycling Team
- UAE Team
- Canyon-SRAM Pro Cycling
- FDJ Nouvelle-Aquitaine-Futuroscope
- Liv Racing Xstra
- Movistar Team
- Team BikeExchange-Jayco
- Team DSM
- Team SD Worx
- Trek-Segafredo
女性のワールドチームは新しく14チームとなった。
まだ、Team Qhubeka NextHashからは発表はないが、残念なお知らせとなりそうだ。
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