今年のツール・ド・フランス第1ステージで大落車を引き起こしたAllez Opi-Omi!の看板(祖父母に対するドイツの愛情の言葉)を持った女性の判決が出た。
落車では、50人のライダーが巻き込まれ、一部は深刻な身体的損傷のためにリタイヤを余儀なくされている。
判決内容
A spectator on the side of the road hit a cyclist during Tour De France 2021 #TDF2021 with a placard causing a massive crash. She wa trying to wave at the TV to greet her grandparents. The placard read “allez opi omi” which is French/German for Go grandpa-grandma. pic.twitter.com/oJtPXtzyTj
— Ota Benga (@MmuiWabatho) June 28, 2021
ツール・ド・フランスの開幕ステージで大クラッシュを引き起こしたファンに対して、裁判所は、1,200ユーロ(約15万円)の罰金の支払いを命じた。
この31歳のフランス人女性は、フランスプロ自転車競技連合(UNCP)にも象徴的な1ユーロを支払い、さらに500ユーロを支払わなければならない。
彼女は10月の審理で「他人を危険にさらした」「不慮の事故」の罪で起訴されていた。
検察は4ヶ月の執行猶予付き判決を求めていたが、それは言い渡されていない。
トニー・マルティンは彼女の看板にぶつかって転倒。集団の中で玉突き事故が発生し、約50人が落車。ヤッシャ・ズッタリンとマルク・ソレルがリタイヤしている。
当初彼女は、4日間身を隠していたが、その後、地元当局に夫と共に自首。
この女性は判決に出席していないが、以前の審理には出廷していた。事件後、ネット上で罵声を浴びせられたため、彼女の身元は伏せられている。
報道によると、彼女の弁護士であるジュリアン・ブラッドメッツ氏は、女性は「長年にわたって脆弱」であり、2017年には「医学的理由」で仕事をやめていたと述べている。
彼女自身も、あの日から相当落ち込んでいるそうだが、愚かなことをしたと謝罪している。
このような事故が二度と起こらないように願いたい。
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