ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラントは、グラベルロード、石畳の登りと厳しいコースであり、マチュー・ファンデルプールの遊び場になると思われていた。
予想通り、グラベルロードではマチュー・ファンデルプールがアタック。残り75kmから逃げ始めた。だが、うまく追走が追いつくことはなく、結局は捕まってしまうのだけど。
そして、残り20kmで出来た決定的な逃げにマチュー・ファンデルプールも乗ったのだが、ここから不運がマチューを襲う。
3度の不運
残り20kmで、マチュー・ファンデルプールの後輪がパンク。
サポートカーが一番後ろにいて、中々これない。Shimanoのサポートバイクのスタッフがホイールを変える。だが、これが中々手際よくホイール交換ができない。
マチューは後ろからくるサポートカーを待っている。
マチューは、走りだしたが前後のホイールが違う。しかも、このホイールの空気圧が悪かった。
これについてマチューがコメントしている。
確かにバイクを2回乗り換えました(笑)。最悪の瞬間、優勝を争う先頭集団が形成されたばかりだった。それでパンクに見舞われたら、実際にレースが終わったことが分かる。
あれはニュートラルサポートのホイールだった。ホイールは100% 膨らんでいなかった。ディスクが適切に調整されていなかったと思う。
さらに、タイヤは砂利道を走行するには硬すぎた。サポートカーが来て新しい自転車に乗ったとき、サイクルコンピューターが、すぐに落ちてしまったんだ。
それでまたバイクを乗り換えなければならなかった。
第2グループにおいついて、ジャンニ・フェルメルシュとティモ・キーリッヒがアシストしてましたが、追いつきませんでしたね。
埋めなければならなかったギャップは大きかった。その時までにすでに溺れていた。最終局面では一か八かの挑戦をしたが、最終的には13位で満足するしかない。
暑くて木曜日に高地トレーニングから戻ったばかりだが、気分はかなり良い。座るべき場所に座った。これは私がここ数週間うまく働いてきたことの証明だ。
それに加えて、もちろんここで勝利を目指して戦いたかったが、最も重要な目標はまだこれからだということも分かっている。
昨年のツールでは疲れ切ってましたが、今年は違うと言える?
去年の6月と7月は、自分ではなかった。今は元気です。ツールにもぜひ行きたい。すべてはツールとワールドカップに集中している。
今シーズンはまだ数レースしか乗っていないので、今後数週間は全力でレースしたいと思っている。ツアー・オブ・ベルギーでは最終順位を目指すよ。
最初のパンクの時に、サポートカーが近くにいてすぐにホイール交換ができていれば、1分30秒も離れることはなかっただろう。通常、マチューはレース中にバイク交換すること自体少ない。今回は不運が重なっている。
次は、6月14日から始まるバロワーズベルギーツアーに出場となる。
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