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プロライダーの賃金は「15年前の水準」に低下すると予想

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ベルギーの経済学者によると、プロのサイクリストの賃金は、コロナウイルスのパンデミックの結果として「10年、15年前の水準に戻る」と予想している。

予想するのは、ベルギーのスポーツエコノミスト、サイクリング専門家でルーベンカトリック大学マーケティング学部のメンバーであるWim Lagae。

彼は、ライダーの給与が35%も下がると予想できる一方で、進行中のCovid-19パンデミックによって引き起こされる財政的影響にスポンサーが適応するため、現在の契約について再交渉する可能性があると警告している。

これは、現在長期契約を結んでいるライダーについても同様であると言っている。かなり厳しい結果がシーズン末には待っているかもしれない。

 

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スボーツマーティングが後退する

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私たちが入手できる最新の数値は、世界中のスポーツマーケティング予算が30〜35%減少することを示している。

これがサイクリングチームのスポンサーだけが異なっていたら奇妙だろう。フットボールは依然としてメディアと発券からの収入を通じて多くを稼いでいるが、現在の弱いビジネスモデルでサイクリングする場合はそうではありません。

とWim LagaeはHet Nieuwsbladに語った。

 

30年の絶え間ない成長の後、賃金は10年、15年前の水準に戻るように設定されている。

既存の契約でさえ、一部のチームと再交渉され、平均30%の削減が見込まれる。交渉力はもはやライダーに依存していない。

 

Astana Pro Team 、 Mitchelton-Scot、Bahrain – McLaren を含む複数の男女のチームは、主要スポンサーがウイルスの経済的影響を感じているため、一時的な賃金引き下げを余儀なくされている。

これまで最も影響を受けているチームは、CCC Teamであり、チームを後援しているポーランドのシューズブランドは、シーズンの終わりにスポーツから撤退することを確認している。

 

CCC Teamの続報はまだ届いていない。

 

良いオファーはまたないほうが良い

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一部のチームはすでに2021年の予算を完了しており、何も提出する必要はない。

しかし、スポンサーが今年のコミットメントを満たすかどうかさえわからないため、ほとんどのチームはまだ待っている。彼らが来年のために確実性を持っていることは言うまでもない。

すでに良いオファーがある場合は、ライダーに待たないようが良い。チームの予算のほぼ80%が賃金に使われおり、これらの予算が下がれば、賃金も下がるでのは当たり前のことだ。

クリス・フルームでさえ2021シーズンもレースを続けるならば給料削減の提案を受け入れないといけないだろう。

彼の年棒は450万ユーロと言われているが、これを維持することの出来るチームは中々ないはずだ。

多くのライダーは、契約を確保するだけでも難しくなるではないだろうか?

あまり厳しい結果にならないことを望んでいるが、給料の水準が下がることは間違いない。15年前の給料となると30%削減は覚悟しないといけないかもしれない。

 

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