フランスの新聞L’Équipeは、2020年のプロライダーのトップ20の年俸を発表した。
皆さんの予想通りでしたでしょうか?
人気者のサガンがトップ。フルームも同じ額だと思っていたんですけど450万ユーロでしたね。
それ以外も見てみましょう。
2020年 サラリートップ20
💵 El diario @lequipe publica el salario anual de los ciclistas mejor pagados:
1️⃣ Sagan 5M€🇸🇰
2️⃣ Froome 4’5M€🇬🇧
3️⃣ Thomas 3’5M€🇬🇧
4️⃣ Bernal 2’7M€🇨🇴
5️⃣ Aru 2’6M€🇮🇹
6️⃣ Kwiatkowski 2’5M€🇵🇱
7️⃣ Alaphilippe 2’3M€🇫🇷
8️⃣ Valverde 2’2M€🇪🇸
9️⃣ Nibali 2’1M€🇮🇹
1️⃣0️⃣ Carapaz 2’1M€🇪🇨 pic.twitter.com/LNNg5xGSCn— COPEdaleando (@Copedaleando) May 19, 2020
2位から4位までがTeam INEOSのライダーが並ぶ。
こう見ると、現在サラリーがネックとなっているクリス・フルームの年俸が高いのが気になりますね。
35歳でこれだけの年俸を貰っているとしたら、来年以降チームが考えるのも当たり前かも。ケガをして未知数だし、ベルナルの約倍ですからね。
上位で意外なのは、5位のファビオ・アル。2015年ブエルタ・ア・エスバーニャで総合優勝して以来、病気に見舞われ活躍出来ていない。
これまでも何度もファビオ・アルの不運については記事にしている。
それなのに、ここまで年俸が高いとは~。さすがはUAEといった感じですかね~。
ファビオ・アルがこれだけ貰えるなら、若きエースとなったタデイ・ポガチャルが優勝でもしようものなら一気にINEOSライダーの年棒を抜きそう。
- ペーター・サガン(Bora-hansgrohe)500万ユーロ(約5億9千万円)
- クリス・フルーム(Team Ineos)450万ユーロ(約5億3千万)
- ゲラント・トーマス(Team Ineos)350万ユーロ(約4億1千万)
- エガン・ベルナル(Team Ineos)270万ユーロ(約3億2千万)
- ファビオ・アル(UAE Team Emirates)260万ユーロ(約3億1千万)
- ミハウ・クフィアトコフスキ(Team Ineos)250万ユーロ(約3億)
- ジュリアン・アラフィリップ(Deceuninck-QuickStep)230万ユーロ(約2億7千万)
- アレハンドロ・バルベルデ(Movistar)220万ユーロ(約2億6千万)
- ヴィンチェンツォ・ニバリ(Trek-Segafredo)210万ユーロ(約2億5千万)
- リチャル・カラパス(Team Ineos)210万ユーロ(約2億5千万)
- ティボー・ピノ(Groupama FDJ)200万ユーロ(約2億3千万)
- プリモシュ・ログリッチェ(Jumbo Visma)200万ユーロ(約2億3千万)
- ナイロ・キンタナ(Arkéa Samsic)190万ユーロ(約2億2千万)
- エリア・ヴィヴィアーニ(Cofidis)190万ユーロ(約2億2千万)
- トム・デュムラン(Jumbo Visma)180万ユーロ(約2億1千万)
- フェルナンド・ガビリア(UAE Team Emirates)180万ユーロ(約2億1千万)
- ロマン・バルデ(Ag2r La Mondiale)170万ユーロ(約2億)
- グレッグ・ファンアーヴェルマート(CCC team)160万ユーロ(約1億9千万)
- ミゲルアンヘル・ロペス(Astana)150万ユーロ(約1億8千万)
- サイモン・イエーツ(Mitchelton Scott)150万ユーロ(約1億8千万)
ジュリアン・アラフィリップも昨年のツールの活躍で多くのサラリーを貰っている。ただ、ここまで年棒が高くなるとチームとしては来シーズン以降厳しくなってくるのでは。
チーム予算の8割はスタッフと選手のサラリーですからね。
あと、これらの年棒に各選手の勝利ボーナスや個人のスポンサーなどが入ってくるので、総額は変わってくるでしょう。
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