2021ツール・ド・ルクセンブルク第4ステージ　個人タイムトライヤルでトップに立ったのは予想外の人?

ツール・ド・ルクセンブルクのステージも、残り2ステージ。

この第4ステージは、25.4kmの個人タイムトライヤルで、、ここで総合順位が決まってくる。

総合上位でTTに強いのはジョアン・アルメイダ。彼を脅かすタイムを出すライダーがはたしているだろうか?

第4ステージ  デュドランジュ～デュドランジュ　25.4km

コースマップ　photo skodatour

フランスとの国境近くデュドランジュで行われる。デュドランジュは人口2万でルクセンブルグで3番目に人口の多い町となる。

個人タイムトライヤルの距離は25.4kmもあり、しっかりとタイム差がつきそうだ。

コースプロフィール　photo procyclingstats

スタートから4km後に、400mで10.2%の丘がある。更に中間地点は1.7kmで平均勾配4.5%の登りがある。

フィニッシュから約500mのところにさらに3つの直角コーナーとシケインもある。

アントニオ・ティベッリ

Tiz-cycling　ストリーミング　スクリーンショット以下同様

2020年テスト生で、Trek-Segafredoに移籍。2021年から正式契約となったアントニオ・ティベッリが前半で暫定トップに立った。

走行中、二人も前の走者を抜く。ゴールタイムは、31分47秒。av47.95km/h。暫定トップに立った。

20歳の若者だが、イタリア選手権TTで7位になっておりTTは得意だ。

フアン・アユソー

UAE Team Emiratesと5年契約を結んでいるフアン・アユソー、今回チームのエースナンバーをつけている。

中間ポイントではトップタイムから1分40秒も遅れていた。19歳だからねえ～。

マティアス・スケルモースイェンセン

ネオプロのマティアス・スケルモースイェンセンが中間スプリントで暫定トップ。更にゴールでは、31分18秒でトップタイムを29秒も短縮。

暫定トップに立った。

マティア・カッタネオ

ウルフパックのマティア・カッタネオが中間タイムで17分26秒という凄いタイムをたたき出す。

登りが早いということだ。ここからの下りが問題となる。

マティア・カッタネオは後半もペースが落ちない。ゴールタイムは、30分42秒。av49.642km/h。36秒もタイム更新だ。これで後続を待つ。

バウケ・モレマ

なんと、バウケ・モレマがカーブで落車。クッションに乗り上げてしまった。そこまで無理をする必要はなかったのに。

パンツが破れている。なんとか走っているので大丈夫そうだけど。

ピエール・ラトゥール

ピエール・ラトゥールは中間計測で、17分49秒。暫定2位の良いタイムを出す。

ゴールは31分30秒。av48.381 km/hでステージ5位の好走。

ティボー・ピノ

ここまで総合4位につけているティボー・ピノ。背中の調子は大分良くなったみたいだ。

中間計測では17分56秒。ゴールタイムは、31分56秒でステージ12位に。

ダヴィ・ゴデュ

TTはあまり得意でないダヴィ・ゴデュ。あまり総合順位は落としたくないけど。

中間計測18分4秒で18位。ゴールは、32分で17位。

ジョアン・アルメイダ

トップ奪還を目指すジョアン・アルメイダ。まずはチームメイトのマティア・カッタネオの中間計測の記録が抜けるか?

中間計測でなんと、マティア・カッタネオのタイムを抜けない。8秒遅れた。下りで挽回出来るか?

なんと、ジョアン・アルメイダは、チームメイトのマティア・カッタネオのタイムに及ばない。この瞬間マティア・カッタネオはニヤッとしてたけど。

タイム差は1.8秒。あと少し頑張ればといった感じだけど、総合トップに返り咲きだ。

マルク・ヒルシ

最終走者のマルク・ヒルシ。残念ながらTTはスペシャリストではない。

マルク・ヒルシは31分41秒のステージ6位。トップとは49秒差。残念ながらリーダーを明け渡すことになってしまった。残るステージは一つなので総合2位を死守できるだろう。

リザルト

第4ステージ　リザルト

まさか、ジョアン・アルメイダに勝ってしまうなんて。TTでの勝利は初めてのことだ。これでキャリア3勝目となった。

総合

マルク・ヒルシを43秒もリードすれば総合優勝は間違いない。TTトップのマティア・カッタネオも3位に入ってくる。ヴィンチェンツォ・ニバリが8位に入ってきた。

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞