第2ステージでは、ゴール付近は霧に覆われ、最後まで逃げていたブルーノ・アルミライルが見えないほどだった。
ゴール手前で、ブルーノ・アルミライルを捕らえてゴールに飛び込んだのはUno-X Mobilityのマグナス・コルトニールセン。
2位はプリモッシュ・ログリッチだったが、ライバルとなるレムコ・エヴェネプールの姿は全く見られなかった。
27位でゴールしたレムコ・エヴェネプールはボーナスタイムもなし。総合では10秒差の33位となっている。何故、レムコ・エヴェネプールは登りスプリントに参加しなかったのか?
スプリントに参加しなかった理由
Waarom Remco Evenepoel tevreden mag zijn over het eerste klimwerk na zijn comeback – #Sport #Sportnieuws #Darten #Wielrennen #Tennis #Vechtsport – https://t.co/tNync4TpAg – https://t.co/qrHUDN6iLF pic.twitter.com/KB10X60vRV
— Team NLSportnieuwsNL (@nlsportnieuwsnl) June 3, 2024
ライバルとなるプリモッシュ・ログリッチとは、いつも秒差で決着がつく。ボーナスタイムで順位が決まることも多々ある二人の関係だ。
調子が良いとか悪いとかは、レース中では全く分からなかったが、実際とところはどうだったのだろうか。
レムコ・エヴェネプールのコメント
スプリントに参加してませんでしたね。
マグナス・コルトニールセンとログリッチがまだ残っていたから。火曜日のステージを考えると、リスクを冒すのは賢明ではない。
明日は、タフなステージになるだろうから、十分に回復することが重要だ。
今日は、27位でゴールでしたが、コンデションは?
それ以外は、バイクのフィーリングは問題なかった。とてもタフだったし、今日はとても速いレースだった。
常に追い風が吹いていたので、集団は一日中好調なペースを保っていた。最終的には全員がグループとしてうまく乗り切ることができたので、問題はないと思う。
落車しなかったのはポジティブなことだ。もちろん、このようなステージは今週末のステージとは比較にならない。これは簡単な山岳ステージだった。
無理をして落車しては元も子もない。ボーナスタイムがなくても、レムコ・エヴェネプールには第4ステージの個人タイムトライヤルが待っている。34.4kmという長いタイムトライヤルならば、数秒のタイム差なんて、なんてことはないと言うことだ。
世界TT王者が、牙をむくのは第4ステージ。そこでリードして、3連続の登りゴールが控える後半戦に備えるという作戦となる。
コメント
あの濃霧の中、スプリントするのは落車のリスクもありそうですし、良い判断だったと思います。
(逆に中途半端に集団の中にいるより、スプリントして集団の先頭でゴールした方がリスクは少ない可能性もありますがw)
そうですね。中々クレバーな走りができるようになっていますね。とくかく、世界最高のTT能力があるのだから、無理をする必要なんてないですもんね。
次もスキー場にあがるので、天候が良いといいのですが。