イネオスから移籍の噂のあったオウェイン・ドゥール。
EF Education-Nippoに移籍となった。2016リオデジャネイロオリンピック男子団体追い抜きで世界新記録で金メダルを獲得しているメンバーの一人であり、トラック出身のスピードマンだ。
チームでは、グランドツアーへの出場とクラシックへの参加を期待している。
2年契約
“The team has a great pedigree, but hopefully I can add to that.”
We have no doubt about it, Doull! Join us in welcoming the Welshman to the squad. Head here for more on what he hopes to achieve in 2022: https://t.co/vuSheBRRie pic.twitter.com/qzmMKizhfy
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) September 27, 2021
オウェイン・ドゥールは以前のインタビューでTeam INEOSのドメスティックのメンバーは目立たないヒーローだと語っている。
イネオスは、メンバーのレベルが高く、グランドツアーに出るのも至難の業だ。だが、今回EF Education-Nippoに移籍することで、チームの主力メンバーの一人として貢献できるようになることも出来る。
イネオスでは自分がエースで走れることはなく、勝利したのは2020ツール・ド・ラ・プロヴァンスの第4ステージだけだ。
このステージでは見事な逃げ切りを見せてくれている。
小さな逃げに乗れれば、あとは自慢のスプリント力にかけることが出来る。ワンデイクラシックでのチャンスが増えるはずだ。
Education-Nippoには、アルベルト・ベッティオル、ミケル・ヴァルグレンなどのクラシックライダーがおり、カードが増えることは戦術的にも幅が広がる。
グランツールでは、マグナス・コルトニールセンのように逃げに果敢にチャレンジすることも許されるだろう。
イネオスから移籍して良かったと思える活躍を是非果たして貰いたい。
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