来年からアメリカのRally Cycling にネオプロとして登場するマグナス・シェフィールド(Magnus Sheffield)は、ジュニアの3km個人追抜で世界記録を更新。
コロラド州のオリンピックトレーニングセンターで、3分6秒447の記録を作った。標高は1,840m地点の高地。
なんと平均時速は、57.93km/h。凄まじいスピードだ。スタートはシクロクロスの要領で行ったと言う。
世界記録を3秒も更新
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マグナス・シェフィールドの記録は、2019年にJumbo-Visma Development Teamのフィン・フィッシャー=ブラックが記録した(3分09秒710)を3秒以上も上回っている。
2019世界選手権ジュニアロードでは3位。今年のジュニアは中止されたために待機。このために、3km個人追抜の記録を破るチャレンジを考えた。
このチャレンジは自分の時間でトレーニングが可能なものだ。
11月初めのトレーニングで、当時の非公式のアメリカの記録である3:08.8を記録している。
これまでのアメリカの記録保持者は引退したテイラー・フィニーの3分16秒589。この時点で、すでに8秒も更新していたことになる。
マグナス・シェフィールドは59×15の巨大なギア比で記録を打ち立てた。
シクロクロスのスタートに似てる
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マグナス・シェフィールドは、シクロクロスも定期的に行っている。
彼はチャレンジの前に4km個人追抜世界記録保持者のフィリッポ・ガンナのライドをじっくりと研究。
マグナス・シェフィールドは以下のようにインタビューで答えている。
スタンディングシクロクロススタートをしているようなものだ。1200ワットから始めて、腰を据えて我慢する。500ワット以下のペダルは絶対に踏まない。
凄いパワーだ。
将来的には、フィリッポ・ガンナの記録にも挑戦出来るくらい強くなるのではないだろうか。名前を覚えておきたい。
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