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プリモッシュ・ログリッチは強気だが、片腕を失う

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StockSnapによるPixabayからの画像
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現在、2024ツール・ド・フランス第1週を終わってRed Bull-BORA-hansgroheのプリモッシュ・ログリッチは1分36秒遅れの総合4位。

第9ステージのグラベルライドでは、タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプールが抜け出した場面でも、後方に取り残されていた。

もし仮に3人が同調して走り去ったら、プリモッシュ・ログリッチは大きなタイム差を開けられていただろう。

第2週に挑むプリモッシュ・ログリッチだが、片腕を失うことになった。

 

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アレクサンドル・ウラソフの離脱

 

アレクサンドル・ウラソフは、第9ステージでとんでもない落車をしている。動画のように落車して何回転も転げている。

すぐに立ち上がり、集団まで復帰したのだけど、首にも血がついており身体が心配されていた。ただ、1分46秒遅れの25位でゴールしていたので問題はないかと思っていた。

 

 

しかし、チームの投稿で、アレクサンドル・ウラソフは足首が骨折していることが判明したと。写真から判断すると左足首だろう。これでは、第10ステージをスタートすることはできない。

 

アレクサンドル・ウラソフバイク

 

アレクサンドル・ウラソフ抜きでは、山岳ステージでプリモッシュ・ログリッチを最後までアシストできるクライマーはいない。

ジェイ・ヒンドリーがプリモッシュ・ログリッチを守る最後の砦となりそうだが、どこまで対応できるのか。

 

現在は3人の少年が強い

 

トロワ周辺のブドウ畑に挟まれた砂地では、ログリッチは何度もトラブルに見舞われた。

 

第9ステージはかなりトラブルにあっていたようですが?

経験が僕を助けてくれた。ナーバスになるには年を取りすぎている(笑)。

このような状況では、ただ落ち着いていなければならない。チームのみんなはいい仕事をしてくれた。このステージは終わったので、次のステージに集中しなければならない。

サイクリングを始めた頃はロードレースだけだった。今は石畳もあれば砂地もある……新しい経験ばかりで楽しいよ。

 

ツール第1週をどう見たか?

今の状況は間違いなくハッピーだし、誇りに思っている。できることはすべてやった。僕より前にいる3人の少年は今のところ強い。

もし彼らがもう少しゆっくり運転してくれたら、もっと選択肢が増えるのに(笑)。

彼らが非常に激しく速く運転する限り、彼らに勝つことは非常に困難だ。しかし、様子を見てみよう。まだ最初の週が終わったばかりだ。

私たちは自分たちのアプローチを信じ、前向きであり続けなければならない。大事なのは3週目に最も強い脚を手に入れることだ。

 

レムコについてはの印象は?

彼は素晴らしいドライバーであり、偉大なチャンピオンだ。レムコはすでにブエルタ・ア・エスパーニャを含む多くのレースで優勝している。

とにかく、ドーフィネでは、彼がバスク地方ツアーでのクラッシュの影響にまだ苦しんでいるのを確かに見た。しかし、彼はこれまでのところここで高いレベルを示している。

 

今も、ツール優勝を目指していますか?

もちろん。表彰台で競争したくても、最高の選手と競争しなければならない。でも、私は自分にプレッシャーをかけたりはしない。

1 位で終わっても、2 位で終わっても、10 位で終わっても、15 位で終わっても、チームも私もベストを尽くし、鏡に映る自分の姿を見て満足できれば、それはうまくやったということだ。

それが私たちが影響力を持つ唯一のものなんだ。他の人が運転できる速度を変えることはできない。

 

しかし、上記のようにアレクサンドル・ウラソフがいなくなった。プリモッシュ・ログリッチには逆風だ。そして、プリモッシュ・ログリッチはオリンピックのタイムトライヤルでタイトルの防衛はしない。

これは、パリのタイムトライヤルが東京のように厳しくなく、フィリッポ・ガンナやジョシュア・ターリング向けの平坦なコースだからだ。

コメント

  1. 毎日読者K より:

    この事故でよく完走しましたね。骨折までしてたんですか(-_-;)

    なんだかいきなりコケて不可解ですね

    • ちゃん より:

      頭からも出血しており、脳震盪プロトコルも待たずに走り出しているのでチームは批判されているようですね。
      これでプリモッシュ・ログリッチは苦境に立たされたのは間違いない。

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