82歳で死の山とも恐れられるモン・ヴァントゥに登頂した女性がいる。
英国のルイシャム出身の82歳のアン・ジョーンズ(Anne Jones)さんが、南フランスの有名なモン・ヴァントゥの登頂を達成し、青少年外傷病院と、ガザで自転車による支援活動を行なっているパラサイクリング・チームへの寄付金を集めた。
モン・ヴァントゥといえば、何も遮るものがなく、風も強い。特に、この日は雹も降ったそうだ。
82歳でモン・ヴァントゥ登頂
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82歳で、標高1,594m。20.8kmをサイクリングで登るというのは、凄いことだ。
この年で、これだけの体力と気力があるというのは素晴らしい。
彼女がモン・ヴァントゥに登る理由はガザの子供たちのことを思ってのことだ。抗議と、その傷と心の傷を癒すための資金を集めるために、このチャレンジに取り組んでいる。
サポート・チームに伴われ、5時間で完走したジョーンズさんの更新情報にはこうある。
「最初の15キロは比較的楽しく、美しい森林(カッコウもいた)の中を走り、カフェ・レイナードでは温かく迎えてくれた。
親切なベルギーの家族が50ユーロを寄付してくれた。が、最後の7キロは雹と雷と霧の中の戦いで、頂上近くのトミー・シンプソン記念館を見逃しそうになった。
頂上では、最後の追い込み、数枚の写真、そして5時間で登りきったことへの喜びを味わった。ミーガン・クリス・アンとノエル、そしてトゥルーディとポールのバンに感謝します。」
ジョーンズさんの募金活動はアモス・トラストを支援するためのもので、集まったお金はガザのパートナーに寄付される。
- アル・アハリ病院
- 青少年外傷センター
- ガザ地区を拠点とするパラサイクリングチーム、ガザ・サンバーズ
ガザ・サンバーズは、現在のイスラエルとパレスチナの紛争が2023年に始まって以来、自転車によるガザのコミュニティへの援助物資の配給に重点を置いている。
現在も募金活動は続いており、£19,957(約400万円)が集まっている。
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