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2024 ジロ・デ・イタリア第16ステージ タデイ・ポガチャルは罪悪感からか残念賞を贈る

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UnsplashKira auf der Heideが撮影した写真
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 もしかしたら、プロ初勝利をジロ・デ・イタリアであげるという快挙をVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのジュリオ・ペリツァーリはしていたかもしれない。

残り1.5kmでArkéa – B&B Hotelsのユエン・コスティウを抜いた時には28秒のタイム差があった。

もしかしたら、ステージ優勝かもしれないと思って本人も逃げていたのでは。だが、後ろからはピンクの人食いタデイ・ポガチャルが全ての逃げライダーを食べ初めていた。

残り700mでジュリオ・ペリツァーリはタデイ・ポガチャルに追い付かれ、夢は砕かれてしまう。

 

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タデイ・ポガチャルはグラスにマリアローザも贈る

 

ジュリオ・ペリツァーリは、前日に弟からタデイ・ポガチャルのサングラスを手に入れてと頼まれていた。

テントにいって、タデイ・ポガチャルに頼んだら、サングラスどころか、マリアローザまでプレゼントされる結末に。それにしても、タデイ・ポガチャルはいい人だ。

ジュリオ・ペリツァーリは、2019ストラーデビアンケでタデイ・ポガチャルとセルフィーで写真をとっている。

その時は16歳、タデイ・ポガチャルはこうしてジュリオ・ペリツァーリがプロとして活躍するようになったことを喜んでいる。それもあって、サングラスとジャージのプレゼントとなった訳だ。

 

 

サングラスとピンクジャージをプレゼントされてましたね。

メガネ?昨日、弟が『ポガチャルのメガネを手に入れる方法を探してくれ』ってメールをくれたんだ。それでテントに入り、彼にお願いしたら、ピンクのジャージもくれたよ。

タデイの健闘を祈るよ。彼は偉大だし、歴史上最高の選手だ。

 

第15ステージのリヴィーニョに向かう途中にも、タデイ・ポガチャルに捕まってますね。

彼を見たとき、”またあいつか… “と思ったけど、大丈夫だった。

 

今日は忘れられない日になりますか?

ほんの5日前までは、レースよりも家にいることが多かったからだ。咳、風邪、喉の痛みで、こっちよりもあっちにいたよ。

でも家族、マッシミリアーノ・ジェンティーリ、レオナルド・ピエポリ(2人の元プロ)のおかげで何とかレースに残ることができた。

 

ジュリオ・ペリツァーリは20歳のイタリア人。2023 ツアー・オブ・ターキー第6ステージで3位。

 

2024 ツアー・オブ・アルプス第3ステージでは、Lidl – Trekのフアン・ロペスに続いて2位。

いきのいい選手だなと思っていたけれど、ジロ・デ・イタリアの大舞台で活躍するようになるとは思ってもみなかった。

タデイ・ポガチャルがいうように、グランドツアーでも勝利するライダーとなるはずだ。

コメント

  1. べるげん より:

    昨年のラブニールでデルトロに次ぐ総合2位&最終ステージでデルトロを破ってステージ優勝してますし、イタリア期待のピュアクライマーは伊達ではなかった。

    ピエポリの名前を出したと言うことは、来季はモビスター移籍なのか…?

    • ちゃん より:

      ここまでの走りを見せられると、ワールドツアーチームから触手がのびるのは間違いない。
      アイザック・デルトロも破っているとなると、相当な選手となりそうですね。

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