ロードバイクの情報を発信しています!

2022 ツアー・オブ・ターキー第3ステージ  3日連続のスプリント勝負!

海外情報
Photo credit: ustung on Visualhunt
この記事は約13分で読めます。

トルコのステージレースは3日目もスプリンターステージ。

しかも、どんどん距離は短くなって123kmしかない。第2ステージでは本命と思われたカレブ・ユアンは、ジャスパー・デブイストに完璧に発射されたのだけど失速。

ゴール後のコメントでは、足がなかったと。まあ、ゴール前でもずっと先頭を高速でキープして走らないといけない。ついているだけでも足を使っているはず。

しかも、病気からの復帰なので簡単にレースの足が戻ることもないということだろう。果たして、今日のスプリント勝利を得るのは誰だろうか?

 

スポンサーリンク

第3ステージ  チェシュメ~イズミール 123 km 

第3ステージ photo tourofturkiye

 

短いステージで、山岳も1か所のみ。しかも、距離は1.8kmしかない。海岸線沿いを走るので、風が問題となるかな。

昨日はTeam BikeExchange – Jaycoは風で攻撃しようとしたけど、風向きが悪かったと言っている。このステージではどうだろう。

それでも、最後はスプリントなるのは間違いないでしょうね。

 

  1. ボーナススプリント Treasures of Turkey Sprint
  2. 3級山岳 Climbing Prime    1.8km・5.8%
  3. スプリントポイント Point Sprint

 

スタート前

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

昨日2度の落車をしたナイロ・キンタナは、弟のダイエル・キンタナと共にスタート。

 

リーダージャージのカーデン・グローブスとポイント賞ジャージのジャスパー・フィリップセンが並んでスタートラインに。

 

スタートからアタックがかかる。

 

6人の逃げ

6人が早い段階からアタックを決めた。

  1. ペイオ・ゴイコエチェア (Euskaltel – Euskadi)
  2. ウンベルト・ボーリ (Team Novo Nordisk)
  3.  BUTS Vitaliy (Sakarya BB Pro Team)
  4.  Léo Bouvier(Bike Aid)
  5.  GRANIGAN Noah (Wildlife Generation Pro Cycling)
  6.  MCGILL Scott (Wildlife Generation Pro Cycling)

 

今日も集団先頭を引くのはLotto Soudalのトーマス・デヘント。タイムは残り68.9kmで53秒とタイト。距離が短いのでタイム差を与えない方針のようだ。

 

ナイロ・キンタナは、左膝、左肘に包帯が。多分肩にもあるでしょうね。明日の山岳でベストな走りが出来るかな。

 

逃げは少しタイム差が開いて1分35秒に。

 

えらくかわいい補給係のお姉さん。でも、集団が通り過ぎても誰にも渡してなかったけどいいのかな。

 

逃げに乗っているウンベルト・ボーリ (Team Novo Nordisk)は一型糖尿病の選手ばかりのチーム。コロナに関しては万全の態勢なのかな。

 

集団は、Team BikeExchange – Jaycoのサムエル・ビューリーが引く。

 

スプリントポイント Point Sprint

先頭はスプリントポイント通過。残り36kmだ。

  1. MCGILL Scott (Wildlife Generation Pro Cycling) 5ポイント・3秒
  2.  GRANIGAN Noah (Wildlife Generation Pro Cycling) 3ポイント・2秒
  3. VAN ENGELEN Adne (Bike Aid) 1ポイント・1秒

 

残り32kmで集団後方で落車が。

 

Alpecin-Fenixの先頭交代要員は、新人のモーリス・バレルステッド。Jumbo-Vismaの開発チームから2022年に移籍してきている。

 

逃げていた一人が捕まる。

 

残り24.3kmで22秒。そろそろ捕まってしまうころか。

 

集団が見えてきた。

 

なんと、カーブでペイオ・ゴイコエチェア (Euskaltel – Euskadi)が落車。

 

先頭は二人に。

  1. MCGILL Scott (Wildlife Generation Pro Cycling) 
  2. Léo Bouvier(Bike Aid)

 

 

逃げていたウンベルト・ボーリ (Team Novo Nordisk)も捕まる。

 

最後まで逃げていた一人も残り14.5kmで捕まる。あとはスプリントだけだ。

 

残り12.4km。イズミールの市街地に入ってきた。

 

各チームがトレインを組むが、Lotto Soudalはまだトーマス・デヘントが先頭を引いている。これくらいの距離ならば全く問題ないのかな。

 

少しずつ抵抗する選手が出てくる。ただ、集団のペースが上がっているので逃げのは難しい。

 

一人が前に出る。Ahmet Örken(Wildlife Generation Pro Cycling)。地元のトルコの選手だ。

 

すでに3kmほど集団の前を逃げていたが、5.1kmで捕まる。

 

残り5kmでUno-X Pro Cycling Teamが先頭に。

 

残り3.5kmでIsrael – Premier Techも上がってきた。

 

後方で落車が。アレクサンドル・ヴィノクロフの息子にAlpecin-Fenixは二人も落車。これはトレインが出来るのか。

  •  ニコラス・ヴィノクロフ (Astana Qazaqstan Team)
  • ジェイ・ヴァイン (Alpecin-Fenix)
  • BALLERSTEDT Maurice (Alpecin-Fenix)
  • DE KLEIJN Arvid (Human Powered Health)
  • ADAMIETZ Johannes (Saris Rouvy Sauerland Team)
  •  LÜHRS Luis-Joe (BORA – hansgrohe)
  • ZURITA Ricardo Alejandro (Drone Hopper – Androni Giocattoli)
  • BALKAN Onur (Sakarya BB Pro Team)
  • LOBATO Juan José (Euskaltel – Euskadi)

 

残り2.2kmでTeam BikeExchange – Jaycoが先頭だ。

 

大きくUターンするカーブで、Lotto Soudalのカレブ・ユアンが落車。すでに立っているけどスプリントには参加できない。

 

ゴール前で、まだTeam DSMが先頭だ。

 

Team DSM先頭でゴールに突っ込む!

 

さあ、ジャスパー・フィリップセンとカーデン・グローブスが出てきた。

 

   

二人の一騎打ちとなりそうだ。

 

 

ゴール前で二人がハンドルを投げた~。

 

うぉーっ、勝ったのはジャスパー・フィリップセンだ~!

ゴール前で、二人を落車で失っていたのに、勝ってしまうとは~。ジャスパー・フィリップセンは、ようやくステージ優勝だ。ボーナスタイム10秒を獲得して、明日はリーダージャージで登場することになる。

 

こちらは公式サイトのハイライト動画 1分進めてないと始まらない

 

スポンサーリンク

リザルト

第3ステージ リザルト

ジャスパー・フィリップセンのコメント

もし私が再び2位になったとしたら、それは本当にたわごとだっただろう。二度2位、今は勝利、それは良いことだ。

クラシックの後に脚のスピードが必要でしたか?

そう思う。私のスプリントはまだ最高のレベルではない。ツール・ド・フランスに足を踏み入れるのに十分なスピードで到達するために、スプリントを行う時間がある。

今日は昨日とは少し正反対だった。私はカーデン・グローブスの車輪から降りることができ、十分なスピードを持っていた。再び追い風が吹いたので、スピードがすべてだった。

明日はリーダージャージでスタートですね。

明日は大変な日になるので、通常は1日しかリーダージャージは着られない。GCライダーのジェイ・ヴァインが昨年からの成功を繰り返し、さらに上手くいくことを願っている。

 

RnkRiderTeamUCIPnt Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix2030
10″
2:35:19
2
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco1018
6″
,,
3
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling512
4″
,,
4
 MCLAY Daniel
Team Arkéa Samsic 7 ,,
5
 DAINESE Alberto
Team DSM 4 ,,
6
 RÄIM Mihkel
Burgos-BH 3 ,,
7
 LEITÃO Iúri
Caja Rural – Seguros RGA 2 ,,
8
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 1 ,,
9
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli   ,,
10
 BRUSSENSKIY Gleb
Astana Qazaqstan Team   ,,
11
 BOUVIER Léo
Bike Aid  
1″
,,
12
 MARECZKO Jakub
Alpecin-Fenix   ,,
13
 LONARDI Giovanni
EOLO-Kometa   ,,
14
 BOUGLAS Georgios
Spor Toto Cycling Team   ,,
15
 GROSU Eduard-Michael
Drone Hopper – Androni Giocattoli   ,,
16
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling  
3″
,,
17
 GONZÁLEZ David
Caja Rural – Seguros RGA   ,,
18
 EINHORN Itamar
Israel – Premier Tech   ,,
19
 ZANONCELLO Enrico
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
20
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech   ,,

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamUCI Time
12▲1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix5
10″
11:15:23
21▼1
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 
6″
0:02
33
 EWAN Caleb
Lotto Soudal  0:12
47▲3
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling 
4″
0:18
58▲3
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling 
3″
0:19
615▲9
 BOUVIER Léo
Bike Aid 
1″
0:21
79▲2
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli  0:22
86▼2
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech  ,,
912▲3
 BOUGLAS Georgios
Spor Toto Cycling Team  ,,
104▼6
 BOL Cees
Team DSM  ,,

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
12▲1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix43
21▼1
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco42
37▲4
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling29
43▼1
 EWAN Caleb
Lotto Soudal26
54▼1
 BOL Cees
Team DSM22
68▲2
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe21
75▼2
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe21
86▼2
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech18
912▲3
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli14
1011▲1
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling13

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
13▲2
 BUTS Vitaliy
Sakarya BB Pro Team8
21▼1
 GRANIGAN Noah
Wildlife Generation Pro Cycling6
3 
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling5
4 
 GOIKOETXEA Peio
Euskaltel – Euskadi3
54▼1
 IRIZAR Julen
Euskaltel – Euskadi3
69▲3
 RAILEANU Cristian
Sakarya BB Pro Team1
7 
 STOCKMAN Abram
Saris Rouvy Sauerland Team1

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました