前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージの個人タイムトライヤルでは、レムコ・エヴェネプールから20秒遅れの2位。
タデイ・ポガチャルに対しては、28秒差をつけるスーパーな足を披露。当然、このツールでは遊びでアタックもかけていたヨナス・ヴィンゲゴーは調子良いと誰もが思っていたはず。
スタージには総合で8秒差だったので、ひょっとするとマイヨジョーヌ着用もあるかもと思った人は多かったはずだ。
しかし、結果はステージ13位。レムコ・エヴェネプールから1分21秒も遅れるという事態に。一体ヨナス・ヴィンゲゴーに何があったのか。
足が~
ヨナス・ヴィンゲゴーのインタビュー内容
今日のレースの結果については?
ええ、足の調子があまり良くなかったんだ。それで結果も。なんて言うか、足に合わせて走ったんだ。
今日、自分の足が良くないと感じた時、どれほど苦労しましたか?
今日は自転車と足と格闘していた。それで、さっきもいったように足の調子はよくなかった。しかし、幸運なことにツールは長いし、私はまだ自分達の計画を信じているし、自分達が勝てると信じている。
ドーフィネでは、速かったので自分のタイムには驚きましたか?
ええ、自分の足には少し驚いた。でも、それがあるのがレースなんだ。
今のギャップについて何か言えることはありますか?
約1分というのは、あなた方の意見による。もちろん1分というのはかなり長いように思えるが、ここ数年のツールでは、それよりも長い差で優勝している。
機材では、サドルは進化したTdF Prologo Predator 01TT CPCで10g軽量化。さらにフレームは塗装をはがしてカーボンむき出しに。これで100gの軽量化。そこまでしていた。
まさかチームメイトのエドアルド・アッフィニよりも悪いタイムとなるとは~。もう、バットデイだったとしかいいようがない。
第3ステージでは8秒差だったタデイ・ポガチャルとのタイム差は1分13秒に。もし、ツール・ド・フランスで総合優勝したいならば、どこかのステージでタイム差を縮めないといけない。
仮にヨナス・ヴィンゲゴーの足の調子が戻らないのならば、第1週はタイム差を広げられないように注意するしかない。第12ステージの超級山岳オタカムまでに、ヨナス・ヴィンゲゴーの足が戻ることを期待するしよう。
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