米国内はもとより、広く海外でも、米国最高裁による法改正が数週間前から話題になっている。
米国の最高裁判所は、49年ぶりに女性が中絶を受ける憲法上の権利を逆転させる決定を下した。
1973年、最高裁は「ロー対ウェイド」判決を出している。この事件により、アメリカでは中絶はすべての女性の憲法上の権利となっている。
ロー対ウェイド事件とは
ロー対ウェイド事件は、「妊娠を継続するか否かに関する女性の決定は、プライバシー権に含まれる」として、アメリカ合衆国憲法修正第14条が女性の堕胎の権利を保障していると初めて判示し、人工妊娠中絶を規制するアメリカ国内法を違憲無効とした、1973年のアメリカ合衆国最高裁判所の判決である。
引用 Wikipediaより
スタートラインで反対の意思を
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現在、多くの州が中絶の権利を廃止すると脅している。
もし、中絶が出来なくなれば、例えば、レイプの末に加害者の女性が妊娠した場合、憲法改正により中絶ができなくなる。
これはおかしいだろう。海外メディアでも数週間前から話題となっており、米国国内でも反対行動が各地で起きている。
現在、ノックスビルで米国選手権タイムトライアルとロードレースが開催されている。これはテネシー州でのことで、この州は今、中絶の権利を廃止すると脅している州の一つだ。
金曜日には米国クリテリウム選手権が開催されたが、その前に選手たちは憲法改正に抗議して国歌を聴きながら膝をつくことにした。
米国では、2016年以降、試合開始前に国歌を演奏しながらひざまずくことが抗議の形になっている。全ての選手が反対している訳ではないが、多くの選手は反対の意思をしめしている。
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