第8ステージはのんびりとした展開で、最後だけあわただしいスプリンターステージ。
優勝はLidl – Trekのジョナサン・ミランとなったが、500スイスフランの罰金にポイント分類で10ポイントはく奪、ライダーに対する妨害で10秒のペナルティとなった。
マチューを押しのける
🔁 Relive an explosive final kilometre between the strongest sprinters where Jonathan Milan takes his first Tour victory.
🔁 Un dernier km explosif entre costauds qui a permi à Jonathan Milan de s’imposer pour la première fois sur le Tour #TDF2025 pic.twitter.com/8DTIq2X334
— Tour de France™ (@LeTour) July 12, 2025
妨害が起こったのは、ラスト1kmの場面。グリーンジャージのジョナサン・ミランが、先頭を走っていたGroupama – FDJのシリル・バルトのステアリングを握ろうとした。
しかしその際、ミランの後方左側でシリル・バルトのステアリングを握ろうとしたマチュー・ファンデルプールの邪魔をしてしまった。
この行為により、500スイスフランの罰金、ポイント賞では10ポイントの減点、一般クラスでは10秒のタイムペナルティが科せられた。
マチュー・ファンデルプールは落車しなかったけれど、集団内で大きくラインを越えて動くと非常に危ない。
マチューは大きく順位を落としてしまったけれど、また先頭に出てカーデン・グローブスを引く走り。マチューがどう思ったかはわからない。
ジョナサン・ミランは、後ろにマチューがいたのを見ていなかったかもしれない。
ジョナサン・ミランは、10ポイントはく奪されたけれど、それでも182ポイント。中間スプリントもゴールも制したので問題はなさそう。
第8ステージを終わってタデイ・ポガチャルは156ポイント。ミランは平坦ステージではポイントを獲得できるが、山岳では取れない。山岳ステージのゴールでも1位20ポイント、2位17ポイント、3位15ポイントある。
タデイは逃げを許さない。今後も上位でゴールする限りパリではジョナサン・ミランと良い勝負になっているはず。
まさか、マイヨジョーヌ、山岳賞、スプリント賞もとってしまうことはないよね~。でも歴史を作る男だからなあ~。
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