オスカル・セビリアは45歳となったが、彼はまだ引退する予定はない。
ブエルタ・ア・エスパーニャで2位に終わってから20年後、2022年はコロンビアのコンチネンタルチームTeam Medellin – EPMで走るつもりだ。
もう1年走る
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Team Medellinに所属するオスカル・セビリアは現在45歳の超ベテラン。1998年にデビューしたKELMEでプロのカテゴリーに進出。
グランツールでは、何度も上位に顔を出しており、リーダージャージをまとうことも何度もあった選手。2006年、オペラシオン・プエルトに名前があったことからドーピングの疑惑をかけられる。
ヤン・ウルリッヒとともに2006年のツール参加を拒まれてしまい、加えて同年7月22日、T-モバイルから契約を打ち切られてしまう。
2011年以降はコロンビアのコンチネンタルチームを渡り歩くことなり、現在はTeam Medellin。
コロンビアの女性と結婚して、南米の国に何年も住んでおり、2012年にはコロンビア国籍も取得している。半分コロンビア人だ。
ブエルタ・ア・サンファンでは2017年総合2位、2018年総合優勝、2019年総合3位と常に総合上位の成績を残している。
そして、2020年ブエルタ・ア・サンファンではレムコ・エヴェネプール、フィリッポ・ガンナについで総合3位となっており、まだまだ健在だ。
2021年シーズンも、Vuelta al Tachira en Bicicleta(2.2)第4ステージの個人タイムトライヤルで一時トップにたったほど。
コロナでレース数が限られたが2021年の成績は
- Vuelta al Tachira en Bicicleta (2.2)第4ステージ優勝 総合2位
- ツール・ド・ルワンダ 総合8位
- Joe Martin Stage Race ME (2.2) 総合3位
素晴らしい成績だ。
コロンビアでは、UCI公認でないステージレースが多数あり、実際にはもっと多く走っている。
情熱が続く限り
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オスカル・セビリアはまだやめることを考えていない。
夢が突然悪夢になったり、ある種の義務のように感じたりしたくはない。
起き上がって、以前と同じものを与えることができなくなったと感じた瞬間、それはやめる時だ。
でも、来年もまたレースをしたいので、その後はどうなるか見ていこうと思う。
優勝したり、2位か3位になったりするのは多くのことを物語っている。熱意を持っていることが重要であり、チームの環境でもある。
私は若く、まだ火花を散らしている。
セビリアは、コロンビアで開催されるクラシックRCNステージレースに今週参加している。輝ける中年の星として、走れる限りは続けて貰いたい。
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