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サム・ベネットは1400Wで登ってもカレブ・ユアンにまくられる

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UAEツアー2日目はハッタダムへの登りで勝負の決まるコース。

ハッタダムへの登りで最初にスプリントを開始したのは、サム・ベネット。1車身ほど離されてカレブ・ユアンが追走。

すぐにサム・ベネットの真後ろに位置して抜くタイミングを伺っていた。サム・ベネットのスピードが衰えかけたところで、カレブ・ユアンは渾身の力で抜き去る。

この時のサム・ベネットの記録が上がってきたので紹介。実に1400Wで上がっていたというから驚きだ。

 

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5秒間1400ワット

二人の強烈なスプリントを再度見てみよう!

サム・ベネットはカレブ・ユアンに並ばれた時に少し足を緩めている。そして、最後は蛇行気味にゴール。

最後まで足が持たなかったことがわかるが、この時にサム・ベネットが出した記録は凄まじい。

 

サム・ベネット
26秒間のスプリントで
  • 平均速度:27.3 km/h
  • 平均出力:1060 W
  • パワーウェイトレシオ:14.52 W/kg
  • 最大出力:1480 W
  • 平均ケイデンス:89 rpm

サム・ベネットは、実に14倍という最大出力で上がっていても勝てなかった。

サム・ベネットは178cmで73kg。カレブ・ユアンは165cmで65kg。

体重の軽いカレブ・ユアンのほうがパワーウェイトレシオは高かったと想像できる。一体どんなパワーを出しているのか!

 

最大勾配は20%以上あるのでは

最大勾配は17%となっているが実際はもっとあるかもしれない。下の記録はTeam Jumbo-Vismaのクーン・ボウマンのSTRAVA記録。

32位のクーン・ボウマンでも平均604Wで登っている。

https://www.strava.com/activities/3128109559/segments/77647968846

STRAVAでは、勾配表の所にマウスを当てると距離、標高、勾配が出るのだがダムの頂上付近では勾配が20%を軽く超えていることがわかる。

来年以降、カレブ・ユアンに勝つには最大14倍以上のパワーで登らないと勝てないということがわかった。

ちょっとこんな出力で上がるライダーはいないかもしれないな。

 

こちらはGCNのUAEツアー第2ステージハイライト

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